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植物と虫のこと

ヘッダーはヒメカメノコテントウと多分ヒメムカシヨモギ。ヒメカメノコテントウを初めてみたときはとても嬉しかったな~。ちっさくてかわいいのよ

植物のことを調べていると、必ず虫という存在が無視できなくなる…なーんて

虫は食草が決まっているもの、肉食でもその食べる餌となる虫が食べている植物に集まったりするものが多いので、植物と昆虫とのつながりを知ることはとても重要になってきます。

有名なのは蝶ですよね。柑橘系にアゲハ、アブラナ科にモンシロチョウ、スミレ科にツマグロヒョウモン…

これを知っているだけで、どちら側からもアプローチできるっていうのが非常に面白い。

今まで私は特定の虫を探すということはあまりしてきませんでした。公園や山へ散策へ行って、そこでたまたま出会った虫や植物を調べたりしてきた。

でもこのつながりの重要性を知ってから、この虫を探すためにあそこの木を見に行こうとか、あそこの公園に行ってみようとか、そういうことができるようになった。

クズノチビタマムシ 2

クズノチビタマムシ 

クズの葉を食べます。ネーミングがひどい

片方の名前を知っているともう片方の名前を知る近道になる。私は幸いにしてそれなりに植物の名前を知っているので、これは非常に有利な点であるなあと思っています(まだまだ精進が足りませんが)

クズノチビタマムシは特段珍しいわけではないんですが、大きさが4mmほどしかないため意識しないと見つけられない。こういう出会いはとても楽しい。


逆に全然知らない草花を見つけたとき、そこについている虫はある程度分かったりすることも多くて、そういう時は虫から調べて植物にたどり着いたり。

アカスジカメムシとヤブジラミ

アカスジカメムシとヤブジラミ

こういうどう見ても虫の名前のほうがわかりやすそうなものは虫から植物を調べるほうが近道だったりする。



ハグロハバチ

ハグロハバチ2

ハグロハバチ幼虫とギシギシ

ハグロハバチ幼虫はタデ科のギシギシ、スイバ、イタドリなどを食べます。

見た目が結構キュート♥



同じ種類の虫だと見た目でぱっと区別がつかなかったりして、そういう虫は食べている植物から何なのかがわかったりもします。

ヤナギルリハムシ幼虫

ヤナギルリハムシ幼虫 2


ヤナギルリハムシ(成虫 幼虫)とシダレヤナギ

キラキラ光るハムシって結構沢山いて単体じゃ(私には)区別がつかないけど、こうして食べている植物を知ることで答えを知ることができる。


バラルリツツハムシ?

(多分)バラルリツツハムシ

バラとか書いてあるくせにマメ科の草食ってる。たまにこういうことするやつがいる。いざ写真並べると結構違うな…と思うけど、その場だといまいちわからないんですよ。


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母が送ってきた写真 こうなるとお手上げ

母よ…(笑)

結局何が今回言いたかったのかというと、自然っていうのは全部つながっていて、絶対に切り離すことはできないということ。

外へ観察や散歩に出かけるとき、そういうつながりを意識して見てみると、また世界が広がってさらに面白くなると思います。





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