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司法試験合格者が考える確実に司法試験に合格する方法


 弁護士Kです。
 今回は、司法試験合格への確実なアプローチについてお話ししましょう。私の司法試験受験経験を踏まえ、合格への道筋について詳しく語ります。

1 司法試験について

 司法試験を受験するには、まず受験資格が必要です。
 受験資格は法科大学院を卒業するか、司法試験予備試験に合格するかの2つから選びます。
 予備試験では、短答式、論文式、口述式の3つの試験が課せられ、これらに合格すると司法試験の受験資格を取得できます。
 本試験では、憲法、民法、刑法の3科目の短答式試験と、憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法、選択科目(国際私法、労働法などから1科目)の8つの論文式試験が行われます。
 予備試験ではこれらに加えて、実務基礎科目(民事、刑事)と一般教養科目(小論文)も受験しなければなりません。

2 司法試験合格の秘訣

最終目標は短答式試験と論文式試験の合格です。そのために、以下は私の経験から得た合格への方法です。

(1) 短答式試験の対策

 私がおすすめする方法は、辰巳法律研究所が出版した「短答過去問パーフェクト」を購入し、過去問を解きながら、誤答した問題について、条文や基本書を参照しながら学習することです。
 ただ単に条文を読むだけでは、実際の試験問題に対応するスキルは養えません。過去問は実際の出題傾向を理解し、基本書と問題の解説を連動させるのに役立ちます。
 この方法はアウトプットとインプットを同時に進められるためおすすめです。
   今後私なりの短答式過去問解説をも作成していければと思いますので、ご参考いただければと思います。

(2) 論文式試験の対策

 論文式試験では法的三段論法(問題提起、規範定立、あてはめ、結論)を使用します。
 問題提起から結論までのプロセスを練習し、たくさんの問題を解くことが重要です。
 私が公開した「問題提起の仕方」や「司法試験論文式試験における合格答案」などを参考にしてください。

(3) 共通点: 過去問を解き倒せ!

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