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願望を実現できる人とできない人、その違いは?

「起業1年目で年商1300万円を達成」「理想のパートナーをたった1カ月で引き寄せ、幸せな結婚生活を送っている」こんな夢が簡単に叶った人がいる一方で、「なにをやってもうまくいかない」という人もいます。いったい何が違うのでしょうか。実は、「量子力学」を使った法則を用いて説明すると願望実現できる人とできない人には、明確な差があるというのです。『「量子力学的」願望実現の教科書』の本から紐解いてみましょう。

著者は一般社団法人イーアイ・アカデミー代表で量子力学コーチの高橋宏和さん。慶應義塾大学大学院に進学し、オックスフォード大学の教授ロジャー・ペンローズ博士の「量子脳理論」をヒントに 量子力学を応用した人工知能プログラムの研究開発を行うなど、量子力学を専門に学んだ方です。一般的には非常に難しい量子力学の分野を、一般の人にわかりやすくまとめたのが、今回発売した『「量子力学的」願望実現の教科書』です。これを願望実現に当てはめると……?

量子力学的願望達成の方法とは?

「量子力学」という言葉を聞いたことはありますか? 最近では、量子コンピュータの開発などが大きな話題になりました。日本でも、政府が「量子技術イノベーション戦略」を2020年に開発・導入を加速させたことでも注目を集めています。21世紀は「量子革命の時代」といわれているほど、今注目を集めている分野です。

簡単にいうと、量子力学とは物理の分野で、目に見えないミクロの世界の成り立つ自然の法則を探求する学問のこと。私たち人間の体やコップなど、ミクロの世界でいうと、元となるのは物質の最小単位である素粒子です。もともとは素粒子ではあるものの、その組み合わせによって人間になったり、コップになったりしているということです。

逆にいえば、人もコップも自然も宇宙も、全部素粒子でつながっているということなんですね。このときただ単に存在しているわけではなく、目には見えないある一定の法則が働いています。この目に見えない世界を解明していくのが量子力学なのです。

「だるまさんが転んだ」にあてはめて考えてみると……?

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素粒子は目には見えないけれども、ある一定の法則に従って動いています。その目に見えない素粒子を観察した有名な実験に「ヤングの二重スリット」という実験があります。それによると、素粒子は波と粒でできているということが観測されました。素粒子は観測されないときは、波のようにゆらゆら動いていて、誰かが観測すると粒のように固まってしまう。「だるまさんが転んだ」の遊びで考えるとわかりやすいかもしれません。

おにが「だるまさんが~」と言っているうちは、おに以外の人は走ったり飛び跳ねているけれど、「転んだ!」といって振り返った瞬間に、みんなが固まる! というかんじですね。「ヤングの二重スリット」については、こちらのブログに詳しく書かれています。

「Aさんとは気が合うけど、Bさんとは気が合わない!」の法則

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この波のように揺れている間は、同じ波長のもの同士引き合う性質があるということがわかっています。人間関係でも「Aさんとは気が合うけど、Bさんとは合わない」というのがありますよね。似たような性格の人同士が友達になり、グループ化するのと同じです。

ここまで読んで「なぜ素粒子の働きと、願望実現が関係あるの?」と思ったかもしれません。実は、これこそが願望実現の仕組みに大きく関係しているのです。

ここでもう一度整理しましょう。人も物も自然も、元々は素粒子が集まってできたものです。素粒子は、小さすぎるので目には見えないのものの確かに存在します。素粒子は観測されるまで「波」のようにゆらゆら揺れていて、同じ波長同士で引き合う性質があります。そして観測されると「粒」になります。

人間の意識やイメージ、思考、感情は、目に見えないけれども確かに存在していますよね。これらは素粒子の「波」の性質を持っていると考えられています。それに対して人間やコップなどの物質、現実というのは、目に見て観測できるので「粒」の性質を持っていると言えます。

意識やイメージ、思考、感情は、観測された時点で現実化する

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ここで大事なことは、意識やイメージ、思考、感情というのは、観測された時点で粒化、つまり「現実化」すると考えることができます。

簡単に説明すると「将来どんな家に住みたいか」ということに「意識」を向けると、イメージがわいてきますよね。「海外にある白い一戸建ての庭付き、ジム付き、ハウスキーパー付きの家がいい」と頭の中に具体的なイメージがわいてきます。さらにイメージがわいてくると思考が働きます。「この家に住むためにはどうしたらいいだろう」「どのくらいお金を稼いだらいいだろう」と考えるのです。思考がまとまると、具体的にどんな行動をしたらいいかが明確になります。「まずはどこの国に住むか、必要な金額はいくらか」と必要な情報を調べ始めます。同時に、実際に海外不動産を扱う会社に連絡をしたり、現地見学に行ったり、「月々必要な額を貯めよう」という具体的な行動に移っていくのです。

願望達成しやすい人というのは、このプロセスを繰り返しているのです。繰返せば繰り返すほど、「イメージしたことは実現できる」という自信になり、より行動が速くなります。だから願望達成しやすい人は最速で夢が叶うのです。逆に、このプロセスがうまくできていない人は、諦め癖がついていつまでたっても願望実現できないのです。

前置きが長くなりましたが、『量子力学的」願望実現の教科書』の本には、量子力学の法則などを用いて、潜在意識を書き換え、思考を現実化する11の法則が具体的に紹介されています。その1つ「法則3」の「言霊の法則」について、私の体験をもとに紹介します。

イメージしたことを実現化する方法

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「量子力学」の解説で「イメージしたことは現実化できる」という話をしました。ただ、ここには現実化しやすいことととしにくいことがあります。「現実化しやすくするためにはどうしたらいいか」と、紙に書くこと。そして多くの人の前で宣言すること。

量子力学的に説明すると、願望実現というのは「波」の状態です。それを現実にするためには「粒化」する必要があります。どうやって粒化するかといえば、紙に書く。イメージや思考を言語化することで、自分で認識しやすくなるのです。この時に意識してい置きたいことが8つあります。それを簡単にお伝えします。

①できるだけ明確に書く②主語を明確にする③肯定形で書く④夢や目標は手書きで書く⑤現在完了形で書く⑥叶って当たり前だと思う⑦明確な期限を書く⑧期限までに実現できなかったら、もっといいことが起きると信じる

ここからは私の体験です。実は、4年ほど前、著者の高橋宏和さんの講座に1年ほど通っていたことがあります。そのときにこのワークをやったのですがそこで「本を出版する」ということを書いたんですね。ただ、そのときに主語を書かなかった。自分のノートだし、書いているのは自分だから普通は書かないわけです。その結果、どうなったかというと、知り合いの本のライティングをすることになり、そこで本が出版されました。これです。

「本を出版する」と書いたら不動産投資の本が完成!

笑い話のような話ですが、実話です。実は、講座に行きはじめたのが10月で、その週からなぜか不動産投資家や不動産投資会社を経営する人、なぜか街を歩いていても耳に入ってくる人の話が不動産投資の話ばかり、ということがあったんですね。不動産不動産不動産……いったいどうしたんだ!ってくらい不動産という言葉を聞くようになりました。そしてそこで知り合った人の1人の本のライティングを担当することになったのです。

正直、それまで不動産投資にはまったく興味がなく、知り合いが不動産投資家であることは認識していたものの、そのことについてはほとんど話したこともなく……という状態なので、ひたすら不動産投資について調べまくりました。ついには物件見学まで行き、総勢300人ほどいる「大家の会」にも入ったほどです。私はフリーランスだったので不動産投資はやらなかったのですが、大手企業に就職していたら絶対に始めてました。私が、今度大手企業に就職することがあったら、95%が不動産投資のために就職したと思ってもいいでしょう(笑)。

ちなみに、この話は『量子力学的」願望実現の教科書』(P116)にちょこっと載っているのでよかったら読んでみてください。

あなたにあった「4つのタイプ別・願望実現法」

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話がずれましたが、この『量子力学的」願望実現の教科書』で紹介されている内容を実際にやってみたら、人間関係もお金の流れも行動も大きく変わってきました。これについては書ききれないくらいのことがあり、また今も毎日起きているます。もし知りたい方がいたら、直接お話しましょう。

ちなみに現在4年目になるオンライン英会話を始めた直接のきっかけも、この本の中に書かれている「ミッション・ビジョンを設定する」ということがきっかけでした。そう思うと、本当に大きく人生が変わってきたなという感じがします。

この本の中には、スペシャルコラムとして「4つのタイプ別・願望実現法」(P117)が書いてあります。これはぜひやってみてください。「いつも願望実現するためにいいといわれていることをやっているのに、全然叶わないな」と思っている人は、もしかしたら自分にあった方法ではないものでやっている可能性があります。自分にあったものを知って、それに即して行動してみてください。そこからがスタートです。

高橋宏和さんプロフィール

●高橋宏和(たかはし・ひろかず)
一般社団法人イーアイ・アカデミー代表。量子力学コーチ。ロンドン大学インペリアルカレッジ物理学科に合格したが、日本へ帰国し慶應義塾大学理工学部に入学。慶應義塾大学大学院に進学し、オックスフォード大学の教授ロジャー・ペンローズ博士の「量子脳理論」をヒントに 量子力学を応用した人工知能プログラムの研究開発を行い、修士課程を卒業。卒業後、セキュリティソフトの上場企業であるトレンドマイクロ株式会社に入社。その後、上司からのパワハラ、借金、離婚など紆余曲折を経験。人生を変えるべく原点回帰し、学生時代から学びつづけてきた成功哲学やコーチングを「量子力学」で 解明し、科学的コーチングメソッド量子力学コーチングⓇを確立。その内容は、LINE@やYouTubeなどでも配信され、多くの感動を呼んでいる。著書に『あなたの夢を叶えもん~1つの真実に、無限の解釈』(サンマーク出版)がある。

子どもも楽しく学べる「量子力学的願望達成の法則」


































人生は選択の連続143




フィリピンセブ島の孤児院で出会った子どもたちをサポートします😊✨✨子どもたちが大人になったとき、今度は誰かをサポートしてあげられたら素敵ですね❤️