野口一馬

執筆やその他お仕事の相談はこちらまで↓ kzm01041923@gmail.com

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マガジン

  • 積読娯楽紀

    僕の読書体験を紀行文です。肩肘張らず楽しんでください。

  • well-being思索の記録シリーズ

    well-beingな考え方や生活ってなんだろうか。 生きるとはどう言った状態で、どうあるべきなのか。 という思索の記録です。

最近の記事

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【12時間で24冊】スパルタブッカソンのすゝめ

なんてことだ。 今から多読の魅力を語ろうとしているのに、 偉大なるドイツの哲学者ショウペンハウエル先生に全否定されてしまった。 スパルタブッカソン(book marathonの略)とは、 朝8時から夜20時までの12時間。1冊30分のペースで、累計24冊本を読もうという企て。狂気を味方につけなければいけない。 1日を多読に費やす企画がスパルタブッカソンだ。 まさに僕みたいな人間をショウペンハウエル先生は批判している。 しかし、もう遅い。 眼前に広がるのはこの企画のため

    • 【天衣無縫】皇族に相応しい人とはどんな人か?

      本日の積読本彬子女王『赤と青のガウン』 完璧な人間一族。皇族。「友達に皇族がいます。」 僕の友達でこんな友達はいない。僕にとって天皇は教科書とニュースの中で生きている存在だ。 スマホに流れてくる天皇像は行儀よく、気品ある態度で、親しみやすい笑顔を兼ね備え、紳士的で、まさにできた人間、「象徴たるに相応しい姿」が見受けられる。 実際に、天皇は日本国民の象徴存在としての責任が生れながにして背負わされている。 海外の人は天皇の振る舞いを見て、「日本人とはどんな国民なのか?」を

      • たった一度切りの人生を、なぜ「数学の証明」という無駄なことに割くのか。

        本日の積読本サイモン・シン『フェルマーの最終定理』 数学者とは一体何をしているのか。数字や英語なのか何語なのかよくわからない記号羅列と睨めっこしている人たち。僕はそんなイメージだった。きっと賢い人たちなんだろう。 おそらく読者の中には、学生時代点Pに踊らされ、「数学」と聞くだけで蕁麻疹が出るような人もいるだろう。そんなあなたからすれば数学者など霊妙な存在に見えているかもしれない。 ところで、悪いがそんな読者と僕とには明確な違いがある。高校生の頃は数学や物理学に惹かれてい

        • 教養ブームの終焉。あるいは差別主義者にならないための処方箋。

          本日の積読本三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 「教養がある人」=「知識がある人」だと思っている人、全員挙手してほしい。 お、蜘蛛の糸のように真っ直ぐ挙手してる人がいた。 2時間前の僕だ。2時間前の僕はなんて愚かだったのだろう。知識人に憧れ、知識によって学歴コンプレックスの克服を試みて、知識獲得に勤しんでいた。(僕は高卒だ。) ところで、教養と言えばのこの話題。ご存知だろうか。記憶に新しいMrs. GREEN APPLE最新曲『コロンブス』のMVの炎上だ

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        【12時間で24冊】スパルタブッカソンのすゝめ

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        記事

          【負けられない戦い】多読は愚かな人間がすることだ。

          前回の続きだ。 僕は今多読批判者のショーペンハウエル先生と負けられない戦いをしている。 今回は、僕がこのスパルタブッカソンで出会った本たちとの対話の様子を紹介していく。1日で24冊読んだが、その中で厳選して8冊を紹介する。 文字数なんと11000文字。気合を入れすぎた。ハウエル先生は偉大な哲学者だ。気合いはあってもありすぎない。 そんな強敵相手にノックアウト勝ちなど狙ってない。戦略は12ラウンド戦い切って、判定勝ちだ。そんな死闘を読者には一緒に味わってもらいたい。読み終

          【負けられない戦い】多読は愚かな人間がすることだ。

          問いが溢れる読書会「ブッカソン」の様子の音声を公開

          こんにちは!野口です。 こちらの記事では、 問いが溢れちゃう読書会「ブッカソン」(ブックマラソンの略) の様子を紹介します! 月1くらいの頻度で開催しています。 会場は僕の住んでいるコミュニティハウス「アオイエ」です。 そもそもブッカソンって何?という方はこちらの記事をご覧ください! 忙しくて上の記事が読めない方のために簡単にブッカソンとは何かを説明すると、 「本をたくさん読んで、シェアして、議論して、知的好奇心を満たそう!」というコンセプトの問いが溢れちゃう読書会で

          問いが溢れる読書会「ブッカソン」の様子の音声を公開

          退屈の正体の鍵はエントロピーが握っていた【ブッカソンレポート22.7.3[後編]】

          こんにちは!野口です。 こちらの記事では、 問いが溢れちゃう読書会「ブッカソン」(ブックマラソンの略) の様子を紹介します! 月1くらいの頻度で開催しています。 会場は僕の住んでいるコミュニティハウス「アオイエ」です。 前編では、ブッカソンルールや、 参加者が読んで、シェアしてくれた本と内容を紹介しました。 性のテーマから、食、社会学、哲学など、幅広いテーマで選書してくれています。 後編では、ブッカソンの醍醐味である、問いが生まれる様子をまとめたいと思います!! 本を

          退屈の正体の鍵はエントロピーが握っていた【ブッカソンレポート22.7.3[後編]】

          左脳派でも鈍った感性を呼び覚ませるのか【Well-being思索記vol3】

          自分の感性は、しっかり耳に届いているだろうか。 well-being思索vol2では、自己表現と感情表現の違いを明らかにし、 感情表現、すなわち「心が世界をどう解釈しているかを表現すること」の尊さを検討した。 今回は、そもそも 「私は、心がどの様に世界を解釈できるかを認知できるのだろうか。そして、どの様に認知すれば良いのだろうか。」 ということを思索していきたい。 つまり、自分の感性を呼び覚ます方法についてだ。 サンプル数の少ないデータではあるが、僕の周りでは女性の方

          左脳派でも鈍った感性を呼び覚ませるのか【Well-being思索記vol3】

          自己表現は尊いのか【Well-being思索記vol2】

          自己表現は本当に尊いのだろうか。 Well-being思索記vol1では、 「人の話を聞きたくなるのはどんな時か」というテーマで思索した。 でも今回は、人に何かを話したい時はどんな感情なのか、そしてその感情は称賛されるものなのか という切り口から、 自己表現の本質と是非に関して思索したい。 「自己表現」にネガティブな印象を抱く人は少ないだろう。 この言葉からは、アートや、マズローの自己実現欲求を連想されることが多いかもしれない。 まさにこのnoteも自己表現と分類され

          自己表現は尊いのか【Well-being思索記vol2】

          人の話を聞きたくなる時はどんな時か【Well-Being 思索記vol1】

          あなたは何故人の話を聞くのだろうか。 何故僕はあなたの話を聞かないといけないのだろうか。 もしくは、 何故僕はあなたの話を聴きたくなるのだろうか。 コミュニケーションに関心がある人はどこかで必ず聞いたことがあるだろう。 「話すより聞く方が大事だ」 これには何の反論もない。 僕も数年間、話の聞き方を勉強したり、実戦でも活かそうと、意識してきた。 ところがふと思った。 「僕は本当にその人に興味があって、話を聞いているのではないのではないか。」 例えば、 僕が以前お付き合い

          人の話を聞きたくなる時はどんな時か【Well-Being 思索記vol1】

          何故人間だけ排卵日でない日でもセックスをするのか。【ブッカソンレポート22.7.3[前編]】

          こんにちは!野口です。 こちらの記事では、 問いが溢れちゃう読書会「ブッカソン」(ブックマラソンの略) の様子を紹介します! 月1くらいの頻度で開催しています。 会場は僕の住んでいるコミュニティハウス「アオイエ」です。 ブッカソンとは?「休日こそは知的好奇心を満タンに。」 というコンセプトの議論型読書会です。 ・平日は忙しくて本が読めない人 ・読んだ本について問いを深めたり、議論する相手がいない人 ・積読を解消したい人 ・集中して読書したい人 ・「読んで終わり」にせずし

          何故人間だけ排卵日でない日でもセックスをするのか。【ブッカソンレポート22.7.3[前編]】

          風呂敷ブランド「NUNOIMI」とコンテクストデザイン

          こんにちは。 「赤信号もみんなと渡れば怖くない」と同じ理論で、 「正月もみんなで太れば怖くない」を信じてやまない野口です。 #今年は5キロは太ったかなあ さて、僕が2021年に読んで「これは座右の書になるな」と感銘を受けた本があります。本というよりは概念です。 早速紹介しましょう。こちらです。 Takramのコンテクストデザイナー渡邉康太郎さんの著作「コンテクストデザイン」です。 コンテクストデザインとは一言で説明すると です。 コンテクストデザインをそのまま読解す

          風呂敷ブランド「NUNOIMI」とコンテクストデザイン

          NUNOIMIは西洋近代哲学と風呂敷の関係から生まれた

          こんにちは、風呂敷のブランド「NUNOIMI」を立ち上げ、絶賛クラファン中の野口です! (プロジェクトページはこちらから!) 今回はNUNOIMIのコンセプトにとても大きく影響を受けた哲学者を紹介したいと思います。 「風呂敷」と聞くと、"日本文化としての風呂敷"を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? ところが、今回は一回も日本文化に関しては触れません。僕自身、日本文化を尊重して風呂敷のブランドを立ち上げたわけではないからです。 むしろ西洋文化(西洋で発展した哲学)に

          NUNOIMIは西洋近代哲学と風呂敷の関係から生まれた

          日本の伝統とか興味ないけど風呂敷ブランドを立ち上げる訳

          どうも、最近ようやくピーマンが食べれるようになった野口一馬です。 #残るはパクチー。 さて明日の11月28日11時より、風呂敷のブランド「NUNOIMI」をクラファンでリリースいたします。 (※タイトルでちょっと日本の伝統を否定しているっぽく書いちゃいましたがそんなことはありません。「日本の伝統としての風呂敷」という文脈で広めたい、という訳ではないというだけです。) プロジェクトページはこちら そこで多くの方から質問をいただきました。 「なぜ、今、風呂敷なのか?」 こ

          日本の伝統とか興味ないけど風呂敷ブランドを立ち上げる訳

          #Day6 彼女へのプレゼントはマーケティングか、ブランディングか

          割と初期にクラブハウスに参入したので、一番盛り上がっているこのタイミングでクラブハウスに飽きてしまった野口一馬です。#1人の時間も大切よ さて、前回のnoteで一瞬、彼女へのプレゼントはどうやって選ぶか、みたいなことを書いたので、その話を拡張してみようと思います。 彼女がいたことがある方なら誰もが直面する問題、それが”プレゼント何にしたらいいんだ問題” 無難なアクセサリーがいいのか、 彼女が過去に欲しいって言ってものを必死に思い出すのか、 まあ悩みますよね。 極論その悩

          #Day6 彼女へのプレゼントはマーケティングか、ブランディングか