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詩集

55
心のまゝに紡いだ言葉の断片 言の葉を磨き上げ羅列をして並べています。 詩のようなものをまとめています。
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#青春

詩「Teenage in blue」

詩「Teenage in blue」

〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜

あの時__
俺が必要としていたのは
彼女よりも自分自身だった

理由なんてない
俺は彼女と一緒にいたいだけだった

多分__
彼女は気付いていたんだろうか?
俺自身の自制心のなさに嫌気が差す

彼女はいつだって
優しく振る舞っているように見えた
実際に彼女はいつも
そうしていたのを思い出す

彼女に胸の内を
見透かされるところまで
俺は来てしまって

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詩 「ジェラートが溶けるまで」

詩 「ジェラートが溶けるまで」

〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜

あたしはミルク
あなたはチョコ

あたしたちって
となりあうジェラートみたい

甘すぎなあたしを
あなたのほろ苦さで包んでね

息を止めて
こめかみが疼くような
甘いキスをして

ふたりきりのhug
時よ止まれのおまじない__
《 Non Sugar No Life 》

ふたりだけの甘い魔法の時間
ジェラートが溶けるまで__

〜°〜

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詩 「くちづけ」

詩 「くちづけ」

〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜

はじめてのキスは
シトラスの香りがした

見つめ合う瞳は潤み

その透き通るような
眼差しの中に
お互いは映り合う

そして時は止まる__

重なり合うくちびるから
宇宙は巡る

ふたりだけを残し
世界は旋回していく

シトラスが香り立つ
鮮やかなりし想い出よ

甘酸っぱく
ほんの少しだけ
ほろ苦さが残る

青春とは__
トパーズの

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