敏腕マネジャーとして業務を［管理］する!?【奥方マネジャー】
「マネジャー」って、日本語だと「管理」という意味
つまりマネジャーは、「管理する人」ってことです
当事者（自営の店主や社長、職人）を支える人は【敏腕マネジャー】になればいいと考えていますが、敏腕マネジャーが何をするべきか？ っていうと、やっぱり「管理」だと思うのです
「管理する」とは？
「管理」とか「業務管理」なんて書くと大仰ですが、日常生活で自然と行っているようなことだったりします
たとえば管理とは…
事が円滑に運ぶよう、事務を処理し、設備などを保存維持していくこと
そして業務管理とは…
特定の業務が「効果的」かつ「能率的」に遂行されるようにすること
たとえば、冷蔵庫に何が入っているか？ 把握して、必要なものを買い足して、毎日の献立を維持し、食材を余さず使い切るとか
たとえば、約束の時間から逆算して、朝起きる時間を決めたり、身支度をTPOに合わせて整えたりするとか…
なんてことも十分「管理」じゃないでしょうか
それが（それなりに）できているってことは、業務の管理にも応用できるってこと… かもしれません
敏腕マネジャーの（!?）業務管理
「敏腕マネジャー」なんて書くから大変そうですが
業務管理だってそんなに難しく考えなくていい
当事者の仕事を減らしたり、サポートしたりするための「管理」をするってだけ
たとえば…
◇ 時間管理
◇ スケジュール管理
◇ 資材管理
◇ 仕入れ管理
◇ todo管理
◇ 顧客管理…
こんな部分をマネジャーが担当すると、当事者の負担がグッと減ります。
業務のなかに担当できそうな「管理」がないか？ 把握することからスタート
当事者さんは管理が苦手!?
当事者さんって、こういう「管理」的な業務が苦手な人が多い。だからこそマネジャーが担当すると、「苦手」を減らすことができます
また、当事者さんには「本業」というか… メインの仕事に邁進してほしい。だから管理に割くリソースを減らして、よりメインの仕事に打ち込んでもらう。
これが業務面でもプラスになると考えます
マネジャーの権限を強化すると
どうしても、当事者とマネジャーの関係性って
●メインで業務を担当する人が「上」
●サポート的な立場の人が「下」
になってしまいがち
でも本当はそうじゃない。
●「管理者」たるマネジャーが「上」
●それに従う当事者が「下」
って考え方もあります
マネジャーがさまざまな管理を行い、イニシアチブをとって業務を遂行していく。そんな関係性ができれば、より当事者さんが「メイン業務」に打ち込めて、商売繁盛！ に繋がるなんてこともあるんじゃないでしょうか？
「侍サイクル」の場合は？
奥方マネジャーの自分は、ナンの修理もしません。空気も入れませんし、ネジ1本回しません。
でも小さなことを含め、いろんな管理はしています
小さいものだと、トイレットペーパーとかコピー用紙とかを中心とした「備品管理」からはじまりますし…
▷ 欠品の把握
▷ お客様からの注文管理
▷ お客様との連絡、お知らせ全般
▷ ご予約関連
▷ 店主のスケジューリング
▷ 店主のTODO
みたいな部分を担当。
たとえば… 売り切れたもの、お客様の注文を把握して発注に乗せる。届いたら「誰の発注品」かわかるように片付けておき、お客様に連絡。来店されたらお渡しする…
なんて「基本の基本」なんだけど、これって結構「管理」の塊です。
細かな把握と調整も大事
「侍サイクル」はご予約優先のお店なので、他にもご予約管理はしっかり。その日の予約を調整して、段取りを店主に伝えるのも重大な任務。
ダブルブッキングとか、変更・キャンセルの調整という面もありますが… 依頼内容的にかかる時間が相当バラつくので、「次の予約までの時間をどのくらい確保するのか？」みたいな部分が難しい
予約管理にはこのノートを。ここに消せるペンで書くのがコツ
他にも店主のスケジュールやTODO管理も大事。たくさんある業務に優先順位をつけて、「次にどの依頼を手掛けるのか？」みたいな部分を考える。
もちろん店主と相談しながらではありますが、スケジューリングと、進捗の確認（ + 遅れている場合はせっつく）というのも、マネジャーの重要任務です
「正解」はないけれど
「どの部分を管理すべし」なんてものはありません
が、当事者さんたちの業務のなかで、どこが重要で、どこが抜けがちで、どこが問題となるのか？ みたいな部分の「切り分け」「把握」をして
そこが少しでもスムーズに流れるように「管理」するのが、マネジャーの仕事なのかな？ と。
マネジャーがいなくても店舗運営はできますが… でも「いる」と「いない」とでは、業務の円滑さや効率がまったく異なる
さらに長い目で見た時の顧客満足や売上も段違い！
そんな「縁の下の力持ち」みたいな存在がマネジャーなのかと思います
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