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【日記】2月10日〜2月16日

2月10日
日常に生きる。思いがけず多忙になり、ピリピリした雰囲気になる。なかなかしんどい1日。
噛み砕けない苦い思いを振り払うべく吉祥寺NEPOへ行く。watasitatiライヴを見る。
先日の共同企画後に体調を崩して入院してしまった猫まみれ太郎くんもすっかり元気そう。ひと安心。

今回は2人仕様のwatasitati。躍りまくるりょうさんとラップでフロアをどんどん温めていく猫くんの姿を見るのは久しぶりで知らぬ間にジワジワとテンションがブチ上がっていく自分。
NEPOのライティングもバッチリwatasitatiの音にハマっていたのであっという間に終わった、という感じがした(実際持ち時間より短くなってしまったらしい)。

2月11日
祝日。前日にりょうさんから教わった「デキシード・ザ・エモンズ」を探しに行く。とりあえず2枚発見。オレンジ・ジュースの1枚目も買う。
デキシード・ザ・エモンズを早速聴いてみたら最高だった。元々サイケ音楽は好きだけど、日本のガレージロックやサイケバンドには世界観が濃すぎるバンドも多くて少々キツい場合もある。けど、ど真ん中を突かれた。
まだまだ出会えてない素敵な音楽が沢山ある。素晴らしい音楽と出会うきっかけをいつもくれるりょうさんには感謝しかない。

2月12日
日常に生きる
新型肺炎による物流への影響がじわじわと来ている。来るはずの荷物が来ない、ネットで予約が入っている商品が製造出来なくなり国内で予約分だけ何とか作ることになった、など。

婦人公論最新号の表紙が小林聡美さんだったのでふと手に取ってみた。シングルライフについて語るインタビュー記事はいつものカラッとした口調も相まってとっても面白かった。
けれど「欠けているものを欲しがりながら生きるのは辛い」という言葉に小林さんの本音を垣間見たような気持ちになり、とても胸が詰まる思いになる。

2月13日
日常的に生きる
通常より大幅に少ない物量に恐ろしさを感じる。金曜日に全てがやって来そうな予感がする。

フリッパーズ・ギターを聴く。「ヘッド博士の世界塔」を聴くたびに頭に浮かぶ抽象的な景色に名前を付けたい、などと思いながら。
楽曲をサブスクリプションなどで配信するためにはサンプリングした音源について全てリストアップして提出しなければならないそうで、この作品が配信されることはない。

2月14日
日常に生きる
多忙。とは言え、やはり中国からの荷物が大幅に遅延しているらしい。
一番怖いのは密封された段ボールを開けること、だったりするのは過剰になりすぎだろうか。

2月15日
夜、カタカナのライヴを見に吉祥寺NEPOへ行く。
ミツビシさんとメーコさんそれぞれがソロで歌う楽曲を固めて並べたようなセットリスト。全く異なる個性を持った2人のヴォーカリストが紡ぐ歌をじっくりと味わう。そしてラスト「お地獄百景」からの「AM27:00」を立て続けに聴くことで生まれる強い高揚感。その瞬間にカタカナのライヴを見ていることを実感する。
ここ最近NEPOでライヴをする際に必ず起きていた"電源ケーブルが抜ける"トラブルも解消してノリノリで踊るミツビシさんを見ているのは何だか楽しかった。

終演後。自分、タイシン君とNEPOでたまに働いている女性スタッフさんが久しぶりに一堂に会する、という場面があった。
誰かと突然出会って仲良くなれるだけでも奇跡みたいなことなのに、好きな音楽が同じという偶然をきっかけに仲良くなり、いくつもの思い出を共有出来て、たとえ長い間会えなくても会うたびに楽しく話が出来る。そんな仲間はかけがえのない宝物みたいな存在で、ずっと大切にしたいと改めて思う。

2月16日
サッポロ一番塩ラーメンにネギ油を15滴ほど執拗に垂らして食べると非常に美味しくなることを知る。体に良いのかは分からないけど。

デキシード・ザ・エモンズ「Something Dew」を聴く。またしても素晴らしい作品に出会う。突き抜けた疾走感がたまらなく良い。
ハッチさんが現在活動しているバンドに笹口騒音オーケストラのトランペッター、カトーさんがいることが分かった時は目眩がするような感覚になった。人も音楽も繋がっていく。

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