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【日記】2月19日〜2月25日

2月19日
いつものスタイリストさんに切ってもらったわけではないのに新しい髪型が何故か好評。お世辞でも褒められると嬉しくなる自分。

月曜日から1時間の残業。連休&月末が近いので今週は慌ただしくなりそう。

2月20日
まるで春になったように暖かい日。外で作業していると汗ばんできたので思わず上着を脱ぐ。暖かいのは良いけれど花粉の到来を強く感じてマスクを外せないまま。

連休前だからかいつもはそこまで忙しくないはずの火曜日なのにかなり忙しくなる。夕方になっても多忙さは変わらず2時間近い残業になる。

若い営業さんが近々同棲を始めるという。身近な人たちのそういう話を聞くと自分まで嬉しくなる。そして自分のようにならないでほしい、そう心から願う。

2月21日
朝から冷たい雨が降る日。前日の暑さは一体何だったのかというくらいに寒い。

連休前らしい多忙な1日。2時間近く残業しても終わらず大量にやり残して切り上げる。寒さと雨も相まって全員グッタリ。

2月22日
連休前の木曜日。
土曜日出勤なのである程度だけ終わらせたら定時上がりにして残りは土曜に片付ける作戦。

が、夕方になって事務員さん達の無茶振りが続き、トドメを指すようなテロリストの身勝手なひと言でついにキレる。
「だから無理だって言ってるだろうが!!!」
怒り慣れていないからしばらく頭が痛かった。そんな一悶着があった商品を取りに来た事業者さんから何故か気に入られていることが分かり、接客しながら少しだけ心が痛む。
ところが今度は別の事務員さんが更なる問題を起こして派遣さんが「うわあ、俺も怒りてえー!!」と崩れ落ちていた。

色々ありつつ事務所以外は全員定時上がり。土曜日は最少人数なので気ままにやれそう。

2月23日
寒い祝日。
午後になってふと思い立ち電車で出かける。「武蔵」が着く駅なのに住所を見たら品川区だった。長い商店街を歩きながら"こういうお洒落な雰囲気の商店街は他にあまりないかもしれないな"と思う。ちょっとした旅情気分。
夕方に戻って買い物をして帰る。見知らぬ街を歩いて楽しい気持ちになれたので良い休日だった。

夜、電気グルーヴ「塗糞祭」ブルーレイを見る。

2月24日
土曜日出勤の日。
いつもよりのんびり出勤するはずが配送さんからの連絡で急遽早出することになった。

連休ど真ん中なので暇になるかと思いきやめちゃくちゃ忙しい日となる。
事務所の新卒さんも途切れることのない電話に振り回されて「何かずっと電話鳴ってるんですけど!!」とか「聞いてくださいよ!………めっちゃヤバくないですか??」と自分に話さないと気が済まないくらいにバタバタしていた。

昼になって少しだけ落ち着いたので昼ご飯を買いにひとりマクドナルドへ行く。ここも異常な忙しさの真っ最中。殺気立つ店内はもはや飲食店の雰囲気ではなかった。

そのまま夕方になっても多忙は続き土曜日にもかかわらず残業する勢い。それでもこちらは何とか定時に終わり、新卒さんが終わるのを待って戸締りをして退勤。
新卒さんは自分が住む街で親しい人と会う予定があり、最寄駅まで一緒の電車に乗る。さらに時間潰しも兼ねて駅前を2人でぐるぐる回る。

「もし人生をやり直せるならいつが良いですか?」
不意にそう聞かれたので「そうだなあ、10年前かなあ」と答えたら「え、随分遡りますね」と言われる。15年という年齢差を感じた瞬間。やはり自分は親戚のおじさんみたいだな。

帰宅すると従兄弟が亡くなったとの知らせ。
突然音信不通になり、家賃滞納を伝えるために大家が鍵のかかったドアを開けたら変わり果てた姿になっていたという。詳細は分からないけれど、病死だった。死後10日は経っていたらしい。

好きなことをして好きなように生きてあっけなく死んでしまった。
正直言って従兄弟との思い出はあまり無い。結婚式でたくさんの人達からお祝いされている頃、彼の浮気相手は妊娠していた。そのことで家族から勘当されたりもした。
それから色々あってマジシャンになったと風の噂で聞いたりもしたけれど、詳しくは分からない。
けれど、中学生だった自分に「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のギターリフの弾き方を教えてくれた時のことだけは今でもよく覚えている。今はただ冥福を祈るのみ。

2月25日
昨日は人もいないので会社ではマスクを着けずにいたら花粉をたっぷりと吸い込んだようで起きたら鼻がズルズルになってしまった。油断禁物。

久しぶりにマッサージへ行く。数日前から腰の右側に鈍い痛みがあったので念入りに施術してもらったら痛みが消えてしまった。やはり定期的なマッサージは必要だ。
それから吉祥寺へ行く。ついでにあまり降りない駅で降りて駅近くのレコード店へ。掘り出し物を見つけたので嬉々として帰る。

夕方、戴き物のホワイトチョコレートとカフェインレスコーヒーを味わいながら林芙美子「放浪記」を読む。

そういえばこの年になって漸くサディスティック・ミカ・バンドの良さに気づいた。今まで「Boys & Girls」くらいしか好きじゃなかったのに。いくつになっても音楽は不思議なもの。

夜、ザ・ビーチ・ボーイズ「サウンド・オブ・サマー」を聴く。

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