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【時事ニュース】 福知山線脱線事故から15年が経ちました。

こんにちは。

noteを毎日更新しているきゃべつです。


毎日note41日目の今日から、【時事ニュース】を取り上げます。

10日間程度、実験的に取り組んで反響を見てみます。



✔︎ 本記事の内容

○福知山線脱線事故とは
 - ニュースの概要
 - 事故の原因
 - 事故後

○事故から15年が経ちました



○福知山線脱線事故とは

質問


✔︎ ニュースの概要

2005年4月25日にJR西日本の福知山線(JR宝塚線)で発生した列車脱線事故である。乗客と運転士合わせて107名が死亡、562名が負傷した。


当時、7歳だった僕は状況がよく分かりませんでしたが、この写真を見てゾッとしたのは覚えています。

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脱線した列車は、このように沿線のマンションに衝突しました。今見ると、被害の甚大さに驚きますね。

近隣住民および下り列車に対しての2次的被害は免れたものの、死者107名・負傷者562名を出す、交通機関の事故としては歴史に残る大惨事となりました。



✔︎ 事故の原因

運転士のブレーキ操作遅れによる、スピード超過


事故調査委員会による最終報告書では、
「速いスピードでカーブに進入したことで、1両目が外へ転倒するように脱線し、続いて後続車両も脱線した」
という典型的な単純転覆脱線と結論づけました。

つまり、この事故は人的ミスによって引き起こされたと言っても良いでしょう。


また、事故発生当初は以下のような原因が疑われていました。


・乗用車衝突説
現場に大破した乗用車と脱線した列車があることから、「踏切内で乗用車と列車が衝突し、列車が脱線した」との憶測が飛び交いました。実際、事故発生から2時間後までこの報道は続きました。
しかし、列車が脱線した区間に踏切は1つも存在していないことから、このせつは明確に否定されました。


・線路置石説
JR西日本は、記者会見で置石による事故であることを示唆しましたが、調査の結果この説の可能性は限りなく低いとされました。
また、事故後、この説をマネする事件の逮捕者が相次ぎました。



✔︎ 事故後

復旧工事が終了し運転再開したのは6月19日、事故発生から約2ヶ月が経過していた。また、列車が衝突したマンションをJR西日本が買い取り、慰霊施設が建てられた。


救助活動だけで3日間、復旧活動を開始するまでに1ヶ月を要しました。運転再開するまでの2ヶ月間、1日約3000万円の減収だったとされています。

また、この事故で甚大な損傷を受けたマンションをJR西日本が買い取り、2018年9月に慰霊施設を完成させました。そして、昨年初めての慰霊式が執り行われました。



○事故から15年が経ちました

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今日、2020年4月25日で事故から15年が経ちました。

この年月はとても長いもので、JR西日本も事故後に入社した社員が半数を占めるようになりました。

こうした中、どのように経験や教訓を継承していくかが課題となっています。


しかし、残念なことに、後世に継承していくために大事な鍵となる慰霊式が、今年はコロナウイルスの影響で中止となりました。



2度とこのような事故を起こさないためにも、一人一人が感じた衝撃・教訓を忘れてはいけません。

そのためにも、この事件を思い起こすキッカケが少しでも増えることが大切だと思います。

そして、僕のnoteがそのキッカケの一つとなれば嬉しいです。

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