【１分で読める健康習慣の科学33：幸せなことは良いことなので『オキシトシン』について調べてみた】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
最近カエルの近辺ではHappyなことが続いてまして。
くっついたり離れたりしてた親友カップル（男女共にカエルの親友）が遂に入籍したり、36年間彼女ができたことなかった親友に初めて彼女ができたり。
報告をもらったコッチが嬉しくなるようなことが続いております。
カエルはというと、とくに報告できるような嬉しいことは起きておりませんが、こうして親友に温かいエピソードがあると、何だか"ほんわか"してしまうのであります(o・ω・o)
さて、この"ほんわか"の正体は、幸せホルモンの１つと言われる『オキシトシン』というホルモンです。
このオキシトシン、上手くコントロールすると日常生活の中でたくさん得ることができ、健康面やメンタル面でメリットが享受できるので、今回はそこんとこを紹介してみます。
□オキシトシンとは
オキシトシン（Oxytocin, [ɒksɪˈtoʊsən], OXT）は、視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモン。
いわゆる脳内物質のこと。
・女性に関しては
分娩時に子宮収縮させる。また乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ。
このため臨床では子宮収縮薬や陣痛促進剤をはじめとして、さまざまな医学的場面で使用されている。
最初は女性に特有な機能に必須なホルモンとして発見されたが、その後、男性にも普遍的に存在することが判明している。
オキシトシンは別名、愛情ホルモンとも呼ばれています。
上記のように、出産や育児の際に分泌されることからそのように呼ばれていますが、近年の研究では他にも多くのメリットがあることが解りました。
□自閉症スペクトラムへの効果・コミュニケーション能力の向上
2010年4月24日、金沢大学「子どものこころ発達研究センター」が知的障害のある自閉症の人々にオキシトシンを投与したところ自閉症患者の症状が改善したと発表した。
しかし2017年以降のレビューでは、社交的な認知機能への影響、感情認識、共感への影響はあったが社交的な認知機能も含めて偽薬に比較して統計的に有意な差ではなかった。
「100％改善する！」
とは現時点では言えないようですが、一部の機能には効果があり、自閉症を改善する可能性が示唆されています。
Amazonなどでは『オキシトシン』の点鼻薬が販売されています。
□食事量のコントロール
2015年の研究では、25人の健康（うち12人は肥満型）な男性にオキシトシン点鼻薬を使用後食事を摂ってもらったところ、平均で122キロカロリーの少なく食事を取り、脂肪の摂取は9グラム少なかった。
さらに、オキシトシン使用後は体脂肪の燃焼量が増加した。
と報告しています。
□記憶力・社会記憶の向上
脳内で分泌されるセクレチンというペプチドホルモンとオキシトシンの結び付きにより、オキシトシン産生ニューロンが活性化され内側扁桃体のオキシトシン受容体に作用し、社会記憶を促進されます。
要は脳内でオキシトシンが増えると記憶力に関係するニューロンが活性化して記憶力が向上する。という話。
などなど。オキシトシンの効果はざっくり以下の通り。
・幸福度アップ
・不安や恐怖心の軽減
・ストレス軽減
・他者への信頼感が増す
・記憶力の向上
□オキシトシンの分泌を促進させる
愛情ホルモンと呼ばれるだけあって、愛情・慈愛的な行動との関連性が高いオキシトシン。
・信頼・愛情のある相手とのスキンシップ
・猫や犬の動画を見る
・やわらかいもの（クッション・抱きまくら等）に触れる
・食事や会話を楽しむ
・人に親切にする
・食べ物から栄養素を摂取する（ビタミンC・マグネシウム・タウリン・カフェインなど）
・アロマの香りをかぐ
・音楽や映画で感動する
・慈悲の瞑想
などを行うことで分泌されます。
動物の動画や音楽などで癒やされることで分泌されるというのは簡単でストレス軽減もできてとっても良い感じですね(o・ω・o)
カエルは既に習慣化している慈悲の瞑想で友人たちの今後の幸福を祈ることでオキシトシンを分泌するとします。
ぜひ参考にどうぞ。(o・ω・o)ﾉｼ
【参考記事】
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