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【心理学】ポジティブ感情を引き出す『良性マゾヒズム』という性質の話

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 今回のnoteは

・ネガティブになりがちな人
・ストレス発散したい人
・ポジティブをコントロールして頑張りたい人

 に向いています。
 
 最近覚えた新しい言葉『良性マゾヒズム』についてのnoteです。
 
 マゾヒズムってあのマゾのマゾヒズムなんですけど、一般的に「M」とか「ドM」とかのマゾヒズムが悪性かどうかは置いといて、今回紹介する『良性マゾヒズム』は、ヒトであればほとんど誰しもが持ち合わせている性質です。 
 
 そしてその『良性マゾヒズム』を意図的に活用することで、ヒトはポジティブ感情を自らの力で喚起させることが出来ます(o・ω・o)
 
 それでは本文に入っていきましょう。


■良性マゾヒズムとは

『良性マゾヒズム』とは、
ペンシルベニア大学の文化心理学者であるポール・ロジン氏が名付けた心理効果のこと。
 
『カラい』『苦い』『悲しみ』『恐怖』『スリル(戦慄)』『疲労感』などのネガティブな要素を意図的に体験する事で快感を得る事を指します。
 
「自分の身が確実に安全だといえる状況で、不快な出来事や怖い出来事を経験することは楽しく感じる」
という話。
 
・辛い⇒激辛料理
・苦い⇒ビール・煙草など
・悲しみ⇒悲恋ものの映画など
・恐怖⇒ホラー映画など
・スリル⇒ジェットコースター・バンジージャンプなど
・疲労感⇒マラソン・高強度トレーニングなど

 
(蛙・ω・)<なるほど。そう言われたら、確かにそう。
 カエルは辛い料理が好物なので、「カツ丼にその唐辛子の量はオカシイやろ」みたいな事があるのですが、食べてる時は汗だくになり、辛い辛いと思いつつも辛味を楽しんでいます。
 
 私の場合は「カラい」ですが、誰しも似たようなものがあるのではないでしょうか?
 
 例えば、ビールやワインなどは「苦い」です。
 
 ちなみに、

・男性は強刺激を好む⇒高いアルコール性など
・女性は悲しみを好む⇒悲恋映画・失恋曲など

 という傾向があるそうです。

 なるほどこれも納得です。




■良性マゾヒズムでポジティブになる

 先にも挙げましたが、

「自分の身が確実に安全だといえる状況で、不快な出来事や怖い出来事を経験することは楽しく感じる」

 という性質をヒトは持っています。
 参考文献で紹介されている実験では『苦み』『悲しみ』を体験した被験者はポジティブな感情を持ったと結論付けています。
 したがって、


✅人間は適度な苦労を体感することでポジティブになる
 
 
 という心理効果を憶えておくと、意図的にポジティブ感情を取得する事ができます。

 ネガティブになりがちな人、ストレス発散やポジティブになって明日も頑張りたい人は、

『良性マゾヒズム』を活用するタイミングを作ると良いかも(o・ω・o)

 良性マゾヒズムの好みの傾向は人それぞれですので、先述した

『辛み』『苦い』『悲哀』『恐怖』『スリル(戦慄)』『疲労感』

 これらの刺激がどれくらち自分にポジティブな感情をもたらすのか、ノートなどに記録してみて自分だけの『良性マゾヒズムリスト』を作成してみても良いかもですね。

 
 今回は以上です(o・ω・o)心理学って面白いですよね〜。
 
 それではまた〜(o・ω・o)ノシ


【参考文献など】
nonsexual masochistic preferences are positively associated with antisocial personality traits『非性的マゾヒスティックな好みは、反社会的人格特性と積極的に関連しています』



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