キングオブLCC・ライアンエアー
前回は旅行初日のお話。
今回は2日目のロンドン→ストックホルムのお話。
(1/28 2日目)
今日はストックホルムへ向かう。11時半の便なので急がなくてもいいが、ラウンジに行きたかったので6時半に起きた。同室はみんな寝ていたが、遠慮は不要ということでパッキンをした。チェックアウトをして駅へ。ちょうど日の出の時間だったらしく、澄んだ夜空と朝日が綺麗だった。セントラル線でLiverpool street駅へ。地下鉄はスーツを着た仕事のできそうなサラリーマンがたくさんいた。スーツがものすごく似合っていた
Liverpool street駅で乗り換えて、スタンステッド空港へ向かう。スタンステッドエクスプレスは事前にチケットを購入していたが、いまいち使い方がわからなかった。iPhoneのWALETTOのアプリなんて使ったことないし、QRコードで電車に乗るとか意味不明なのでインフォメーションで聞いた。すると改札の下にQRコードの読み取り機があった。まさにIT社会。電子マネーすら時代遅れだとは。電車に乗り込み空港へ向かった。1時間弱で到着した。空港は駅のすぐ上にありアクセスは抜群だった。事前にプリントアウトしておいたボーディングパスを持ってライアンエアーのカウンターへ向かった。ネットで何かと悪名高いライアンエアーだったので不安しかなかったが、本当に何事もなく終わった。保安検査場を通過し真っ先にラウンジへ向かった。スタンステッド空港はLCCが多いと聞いていたのでどれくらい簡素な作りか気になっていたが、普通に空港だった。というかショッピングモールのような感じだった。その奥にラウンジがある。ボーディングパスとプライオリティパスを見せてラウンジに入った。昨日の機内食からなにも食べてないのでいっぱい食べた。クロワッサンがとにかくおいしかった。時間になったのでゲートに向かい、タラップを登り機内へ。座席は特別狭くはないが窮屈ではあった。前の座席の背面には安全のしおりがラッピングされている。青色のなかなか固いシートに座った。前座席の背面ポケットを見ると、LCCによくある機内販売のメニューもない。徹底したコストカットは噂通りだった。フライトは3時間ほど。離陸すると、機内販売のパンフレットが配布された。ただ、一人1冊ではなく希望者のみに配布のスタイルだった。特にすることもなく、15時過ぎにストックホルム・ヴェステロース空港に到着した。気が付くと一面銀世界。まさに異国。タラップを降りると地面は凍結していた。その後シュンゲン協定圏内の入国審査を受けた。宿泊する場所や次の便まで詳しく聞かれあたふたしたが何とか通過。この空港はとっても簡素。すぐに出口の前にあったストックホルム市街行のバスに乗った。ちなみにこのバスもQRコードで乗った。
【ストックホルムはスウェーデンの首都である。北欧の中心都市として重要な街であると同時にノーベル賞の授賞式が執り行われる街でもある。観光地としても有名でストックホルムは北欧のヴェネツィアといわれているらしい。】
1時間ほどでストックホルム駅に到着。雪は降っていなかったが、積もっていた。雪でぐしゃぐしゃの地面はスーツケースが転がらないのでかなり苦労したが、Googleマップを頼りにホステルに到着。このホステルは番号を入力するタイプのドアが2つくらいあるらしい。地図を貰ったが迷路みたいだった。自分の部屋が見つけられずウロウロしていた。試しにキッチンの奥に行くと部屋があった。まさかキッチンを通るとは。番号を入力して入室。中はなかなか広い。まだ誰もいなかったので思う存分に荷物を広げて整理した。一段落ついたところで、せっかくなので外に出てみた。雪は降ってなかったがすごく曇っていた。妙に空が明るい。ストックホルムは日本食レストランがかなり多かった。寿司や麺だけではなく、セブンイレブンがあった。もちろん内装や商品は異なるが。ひとまず駅で換金をした。その後、向かいのマックで夕食。北欧は物価が高いことで有名だがビックマックセットが900円なのは驚いた。店内の治安があまり良くなかったのでそそくさと出た。駅前のマックの治安が悪いのは世界共通らしい。
その後、街歩き。上でも説明したが、ストックホルムは北欧のヴェネツィアといわれているらしい。しかし、冬は大きな川が凍る。個人的には冬のほうが北欧っぽくて好きだが。ストックホルムの夜景はなかなか美しいものだった。絵に描いたような景色だった。(このフレーズを乱用するが、本音なのでお許しを。語彙力のなさです。)ガムラスタンの裏路地も歩いたが、人通りは少ない。お店は閉まっていたが、ショーケースの明かりは付いていたので、ウインドウショッピングを楽しんだ。なんとも北欧っぽい洒落た雑貨屋が石畳の道の両端にたくさん並んでいた。とても絵になる。
街歩きを楽しみ、途中でセブンイレブンに寄った。そこで水の値段を見て目が点になった。約300円。さすがに高い。しかし、買わざるを得ないので購入。加えて60円のパンも購入した。そしてホステルに帰った。シャワーを浴びるときに洗濯機を発見した。いろいろいじってみたが使えない。スタッフに聞くと600円ほど払う必要があるらしい。仕方ないので払って洗濯した。こうして2日目は終了。帰りたいと思っていたが、そんな気持ちは薄れていっていた。
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