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水も過ぎれば、毒になる。

音と光で調律するイーマ・サウンド®セラピスト&指圧師・漢方薬剤師のゆうじです。(^-^)

多くの病気は、
皮膚蒸泄が低下し、自身の代謝熱が滞りを起こすことが原因です。
(詳しくは、過去の投稿で確認してください。)

皮膚蒸泄が低下するのには、いろいろな原因が考えられますが、
その中でも、日本では水分の過剰摂取が一番の原因となっている場合が多いです。
正しい水分補給を考えてみてましょう。

日本は四方を海に囲まれた島国です。

ご存知の様に、日本は四方を海に囲まれた島国です。
ですので、基本的に湿気の多い風土です。

海外から日本に戻って感じるのは、何の香りですか?
発酵やカビの香りと、よく言われますね。
発酵の文化をみるだけでも、湿度・湿気と共存している風土と分かります。

湿気が多いので、実は水分を摂らない様にしている文化が数多く残っています。

茶道のお茶
急須の大きさ
日本酒(お猪口)
漬物

一方、大陸圏での文化は?

ティーポットでのサービス
ビールのジョッキ
サラダ

分かりやすいのは、飲茶(ヤムチャ)の茶器の大きさです。

日本と同じく島国の台湾の茶器は小さく、
大陸の中国本土の茶器は、大きくなります。

この茶器の大きさの違いはどうしてでしょうか?

水毒

実は、漢方の世界でも中国の漢方と、日本の漢方で大きな違いがあります。それは、「水毒」という考え方です。

水毒という言葉は、日本の江戸時代の漢方家が作った言葉と言われています。
中国本土は、基本的に乾燥した砂漠地帯が多いので、それほど水分の摂り過ぎが問題になることは少ないのです。

「水も過ぎれば、毒になる。」という言葉は、
良いものでも摂り過ぎると、毒になる場合があると説明されていますが、
実は、日本では水分の摂り過ぎはNGですよ。
という、日本の漢方家の養生に対する言葉なのです。

過剰な水は、肌を冷やす。

過剰な水分がどうしてNGなのでしょうか?

一言でいえば、肌を冷やしてしまうからです。
そして、いままで説明したように、
肌が冷えてしまうと、皮膚蒸泄が低下し様々な病気の原因となります。

雨に塗れて体が冷える。
お風呂上りに塗れたままだと体が冷える。
そんな経験から分かるように、水分が多いと体は冷えます。
水を一定の温度(体温)に保つのは、莫大なエネルギーが必要なのです。

そして体は、余計な水を排出するため、
また大切な内臓を冷えから守るため、
出来るだけ外側(つまり肌)に過剰な水分を溜めます。

水分の溜まった肌は、冷えやすく、
また一度、冷えてしまうと、蒸発(皮膚蒸泄)できないから、
さらに水分が溜まって、さらに冷えてしまう。
そんな悪循環になってしまうのです。

今日のまとめ

日本の風土では、水分の過剰摂取は毒になる。
1日に水分を多くとる健康法は、大陸文化の健康法である。

過剰な水分は、肌の冷えを生み、その結果様々な病気の原因になる。



からだ回復学研究所「くろもじ堂」
こばやし ゆうじ

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