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ふくらしこ
2019年7月12日 10:53
小学生の時、幼馴染が交通事故で亡くなりました。ピアノ教室の帰りに車通りの多い道路で迎えに来たお母さんの車を見つけて飛び出したのだと、後になって聞きました。学年全員で参加した葬儀では焼香を待つ間ずっと彼の好きだった坂本龍一さんの曲が流れていました。それを聴きながら、最近は全然話してなかったな…とか、小さい頃に2人で砂場の砂を全部掘り返してプールにしようとして怒られたな…とか、夏休みのお昼に彼の家
優香
2019年4月21日 23:47
あなたが心の底から愛している小説は? そう問われて真っ先に思い浮かぶのは、角田光代さんの『愛がなんだ』だ。27歳・OLのテルコがマモちゃんに出会って恋に落ち、しかし恋人同士にはなれないままでひたすら想いを加速させていく、究極の片思い小説である。 物語の中では、特筆すべきなにかが起こるわけではない。ただテルコは、とにかくマモちゃんのことが好きで好きでたまらず、時に、いや頻繁にちょっと行き