僕の夢は「古典」になること

「あなたの夢はなんですか？」

そう聞かれた時、あなたはなんと答えるだろう。

• 一軒家を建てる！

• 世界一周旅行する！

• 〇歳までに結婚する！

どれもいいことだが、これらは「目標」に分類されるものだと思う。

なんとなくなので見流してもいい。

「目標」は現在の延長にある未来の理想。

「夢」は現在の自分とは別次元にある理想。

そんなイメージの違いがある。

例えば、プロ野球で活躍している人が言う「メジャー行きたいな」は目標。

2軍、3軍、少年野球をしている人が言う「メジャー行きたいな」は夢。

なんとなくこんなイメージでこれらの言葉を使っている。

そういう定義のもとさっきの箇条書きを見ると、割と「現在の延長にある未来の理想」が書かれていると思う。

まぁそんなことはどうでもいいのだ。

「好きな人いるの？」って聞く奴は大抵自分に好きな人がいて、探りを入れるために聞いているように、「夢はなに？」と聞いてるんだから僕が夢を語りたいのだ。

僕の夢を聞いてくれ。

僕は古典になりたい。

昔の人の言葉が好きだ。

アバタローさんの動画を見て、古人の言葉に感化される。

アバタロー

特に好きなのは武田信玄の言葉。

「為せば成る　為さねば成らぬ成る業を　成らぬと捨つる人のはかなさ」

「為せば成る」系の名言って分岐が多いけど、僕は武田信玄流が好きだな。

「やればできるかもしれないのに捨てちゃう人の儚さ」は大共感。

そういう人が多いから僕が通る道ができる。

武田信玄に限らず、古人の言葉はよく響く。

そりゃ当然で、長い年月をかけて多くの人のフィルターを通ってきた選りすぐりの言葉が現代に伝わっている。

多くの人が「いい言葉」の判を押したから残っている言葉達。

そんな言葉の一角になりたい。

僕がこの世を去ってから何百年経った後世の人達に影響を与えたい。

それが僕の夢。

「『無知の知』ソクラテス」みたいに「一言・名前」って残るのが最高だけど、「人間五十年　下天のうちを比ぶれば～･･･『敦盛』」みたいに「歌詞・題名」が最低でも残ればOK。

誰が作ったかわからないけど「信長ばりの有名人に影響を与えた詩！」って紹介されたい。

そのためにはたくさんの言葉を吐く必要がある。

言葉だけではなく生き方も合わせて「言葉の重み」を増させる必要もある。

一生で一言を遺せれば万々歳。

そんな途方もない「夢」を見ている。

それが現実となった時、僕はもうこの世にはいないだろうけど、そうなった夢を見てると無性にワクワクする。

なので「いいな」と思う言葉があったらアウトプットして広めていってほしいな。

絶対にみんなの支えが必要なことであり、それが永続する必要があることだから。

ただ、それを強制されるのではなく自然にやってしまうから古典になれるのだろう。

そんな表現ができる表現者になりたいな。

以上！くろだでした。

読んでくれてありがとうございました。

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