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療養記 退院5ヶ月して
季節が変わるほどの月日が過ぎたことが未だに信じられないのだが、この間退院して5ヶ月目を迎えた。
脳を切るというのは本当におおごとであったとつくづく思う。未だに手はろくに動かないし、外出して1時間もすれば疲労感が襲ってきて途方に暮れてしまう。出向いて退院のご報告をしたい方が山ほどいるのに、このていたらくである。
障害ゆえに何が出来ないということは、一般的に知られている「自分は◯◯が出来ませ
寿命と天命ということ。
私は去年、脳腫瘍という大病を患った。
死ぬかもしれないからと延命措置を希望するかどうかを訊かれて、常日頃から自分がこの世から居なくなることに対して何の疑問も抱いていなかったことを知った。
どこかで自分は短命だと思っていて、あたかも決められた長さを知っているかのように生きてきたとその時初めて気がついたのだ。
私は大学の時に恩師を亡くしている。享年53歳、がんの闘病中だったことを初めて知
深夜にひとりごちる。
永田ジョージさんのライブ配信を聴きながら書いている。
実はこの間、うっかり珈琲をこぼしてしまったキーボードがうまく反応してくれないので、予測変換が誤字だらけになりながら打つのだが、それでも楽しい。
パソコンで何かを発信するのも久し振りだ。
世の中はどのくらい私の知る先に動いただろう。
まだ街中に出たら30分で頭の容量が溢れてしまう私には、闘病中にお世話になった方々の顔を見に行くことが難しい
ぬいぐるみを抱いている時、その小さなものをあやしているのではなく、自分があやされているのだろう。
人差し指がまっすぐ伸びるようになりました。
ひとが少しでも元気がなさそうにしていれば、主治医とその上が飛んできて励ましてくれる素敵な病院です。。有り難いんですが、リアルであまり起きないことなので落ち着きません😅