株式投資で世界平和を願う
北京オリンピックも終わり、いよいよこれから、何が起こってもおかしくない時代に入る。既に大会期間中にもロシアのウクライナ侵攻の可能性が指摘されていたし、台湾に関しては今秋の中国共産党大会以降との観測があるが、それでも一つの区切りにはなるだろう。
1月後半に米株価は下落し、上昇基調には転じていない。
私が保有する投資信託の1つは30%以上も下がった。その時は北京オリンピック閉幕まではロシアは侵攻しないと思っていたので、それまでに一度揺り戻しがあるかと思い買い増したのだが、さらに下落が続いている。やはり短期的な株価の予測など、そううまくいくものではない。ましてやプーチンの指示ひとつで決まる軍事侵攻など推測する由もない。
しかし、プーチンがウクライナ国境に軍を集めさえしなければ、株価の下落はなかったはずである。同じ時期にはアメリカの金利上昇懸念もあったが、そちらはある程度予測もできるし、いったん下がればもう織り込み済みだろうとは思える。しかしロシア軍の今後の動きによっては、まだまだ下落する可能性はある。何とかプーチン、軍を引っ込めてくれないだろうか。
今、私は世界平和を願う。早く株価が戻るように、である。
大層な願いにしては動機が不純と言われるかもしれない。が、本気である。少なくとも、テレビの前でビール飲んでぐだぐだ言ってただけ頃の私よりは本気である。何せ、自分にとっては決して小さくない額の資産がかかっているのだから。
誰に勧めるわけではないが、株や投資信託を買うということは、世界にコミットするということでもあると実感している。
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