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栗
2021年9月6日 13:01
借りた5冊のうちの3冊目の本。「顔のないポートレート」著者: ウィリアム・ベイヤー訳者: 高橋 恭美子 (たはかし くみこ)この本を手に取ったのは、自分の趣味である「写真」について書いてあるとタイトルから想像したからだ。物語はまず、ポートレートを撮れなくなったある写真家が美しい被写体に出会うところから始まる。最初は、甘く切ないラブ・ストーリーが描かれているように見える。とこ
2021年8月29日 15:59
南国の日本食屋さんで巡り合った本。手に取ろうと思った理由は、タイトルのフォントが可愛かったからだ。伊集院静さんを知っている訳でもなく、ただなんとなく読んでみようと思った一冊。この本は複数の物語が集まっていて、いろんな人たちのそれぞれの生き方や考え方が書いてある。話だけをみると、個人的にあまり感動はできなかったが、最後の解説によって意味がより理解できた。解説ありの方がこの本の良さ
2021年7月28日 11:34
“Kafka on the shore”「海辺のカフカ」の英語名だ。村上春樹さんの作品を読んだことはない、それに加えて読書感想文自体をあまり書いたことはないが、一言で言うととても ‘儚い’ 物事が詰まった本だと思う。田村カフカと名乗る少年、カラスと呼ばれる少年が、猫と話すことができるナカタさん、そして物語の重要な鍵を握る不思議な図書館。個人的に、性的な内容をメインにしている場面はあ