読書感想文 「冬のはなびら」
南国の日本食屋さんで巡り合った本。
手に取ろうと思った理由は、タイトルのフォントが可愛かったからだ。
伊集院静さんを知っている訳でもなく、ただなんとなく読んでみようと思った一冊。
この本は複数の物語が集まっていて、いろんな人たちのそれぞれの生き方や考え方が書いてある。
話だけをみると、個人的にあまり感動はできなかったが、最後の解説によって意味がより理解できた。
解説ありの方がこの本の良さが伝わる気がした。
中でも、なんとなく好きかもと思えたのは「陽だまりの木」というお話し。
安心できる場所というのは誰にでもあると思う。
その大切さや巡り会えた時の感動を美しく表現していると思った。
一番最後のお話「冬のはなびら」は
「心棒」を自力で見つけるというテーマに合っている。
やっぱり本には沢山そこから学べることが無限にある。
もっといろんな本を読んでみたいと思った。
図書館早く開かないかな..(こればっかり言ってる)
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