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備忘録:今年観た舞台2023年
20日に観劇おさめだったので、今年のまとめです。
今年、こんなに観る筈じゃなかったんですけど……
建て替えられる前の帝国劇場を味わっておきたかったのと、日生劇場で一度グランドサークル席に座ってみたかったのと、観劇友だちの代打で行ったのと……振り返れば17本。
でも、リピートはしなかったので、無我夢中になるほど没頭した作品はなく、良く言えば落ち着いた観劇ライフでした。(「アンデレ・デジール」
備忘録:今年観た舞台2022年
12月も半ば、今年の観劇は終わったので備忘録を。
去年、一年間に観た舞台の備忘録を書いた時、「一年間でこれだけ観ることは二度とないと思うので」とか言った記憶があるのですが……2022年も13作観てしまいました。あれ、おかしいな? どうしてこうなった?
「舞台という表現形態が失われてしまうかもしれない危機感」は変わらずあるので、一期一会の出会いを求め、応援の気持ちもあるのです。パンフレットも
静かな陽だまりに残された希望(マヤ・ルンデ『蜜蜂』
アインシュタインが「ミツバチが地球上から消えたら、人類はあと4年 生きられるだろうか?」と言ったというのは都市伝説ですが、著者のマヤ・ルンデは、その言葉をモチーフに「蜜蜂」を書いたと思います。
物語の舞台の一つは2098年の中国、蜜蜂が死に絶えた世界です。
主人公のタオは一日十二時間に木に登り、厳しい監視とノルマの中で人工寿分の作業に従事しています。と言うか、大多数の人にとってそれ以外に仕
備忘録:ミュージカル 『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』10月10日マチネ&配信
人生初観劇遠征で、「フィスト・オブ・ノーススター ~北斗の拳~」の福岡大千穐楽に行って参りました。(これまで、「レ・ミゼラブル」の松本公演、「フィスト・オブ・ノーススター ~北斗の拳~」初演の名古屋公演に行ったことはあるけれど、どちらも、普段仕事に行くより遅い時間に家を出て、普段仕事から帰って来るより早い時間に戻って来たから、遠征とは言えない)
東京で複数回観て、配信も昼夜観て、かなり満足した
備忘録:ミュージカル 『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』9月30日マチネ
公演回数が少ないためか、私が観劇した回は毎公演が千秋楽のようなテンションでした。演者も観客も。
千秋楽公演は、演者のテンションが上がり切っていて、コップ一杯の水が表面張力でギリギリ溢れずにいるような緊張感があります。29日ソワレがちょっとそんな感じで、ヒヤリとする場面もあって、(そんな中で平常心の方もいらして、流石)本当の千秋楽はどうなってしまうのか? ちょっぴり心配していました。
蓋を開け
備忘録:ミュージカル 『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』9月27日マチネ
3回目の観劇にして、ようやく思い出補正フィルターが薄れてきたのか、初演をブラッシュアップしての再演ということが感じられました。演出上の創意工夫、演者の深化やスキルアップがあって、舞台が日々進化していくのは、この作品がまだ若いからなのでしょう。
照明が美しく、洗練されたヴィーナスの森。中国人ダンサーの参加によって、よりダイナミックに魅せる拳王ダンサーズ(その中で負けじと存在感を放つシンも凄い)と
備忘録:ミュージカル 『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』9月26日ソワレ
ダブルキャストで初めての方もいるけれど、なんと言っても再演二日目なので、ドキドキそわそわの気持ちが落ち着いて、舞台を楽しめました。
今日は一つ気づいたことがあります。心の翼(リプリーズ)で、ケンシロウとフドウの旅立ちを見送る村人たちは、初演の時は女性だけでした。(次のシーンの拳王軍の為に出払っているという裏事情があったとしても)、暴力の時代、男性が戦いに行っているのか、死んでしまったのか
備忘録:ミュージカル 『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』9月25日ソワレ
『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』再演の初日を観劇してきました。やっぱり、この作品、好きだなあ。作り手たちの愛と本気が詰まってる。観ると(生きていて良かった)と思います。
思い返せば初演を観たのは公演が始まって間もない昨年の12月11日、開演前の客席は空席も目立ち、半信半疑の空気が流れていました。それを一瞬で覆したのはリュウケン演じる川口さんの「北斗神拳!」の一声。恐れも、てらいも
備忘録:アシナガバチの巣を駆除した話
実家の母がアシナガバチに刺されてしまい、巣を駆除しました。その顛末記。ハチや巣の写真があるので苦手な方は、ご注意ください。
最初にハチが目撃されたのは5月です。巣は500円玉くらいの大きさで、ハチもシラスくらいのサイズだったので、放っておきました。それがだんだん成長し数も増え、巣も大きくなっていきました。
普段は巣の側で植木に水をやっていても向ってくることもなく、何となく共存していたのですが
『ペンダーウィックの四姉妹』シリーズの5巻『The Penderwicks At Last』について、だらだら語ってみた
注意!!
ジーン・バーズオールの『ペンダーウィックの四姉妹』シリーズの5巻『The Penderwicks At Last』について語ります。ばりばりネタバレするので、「4巻まで読んだ」&「5巻の内容が気になるからネタバレOK」というレアな方向けです。
気持ちのおもむくままに書いたので、長いです。
5巻『The Penderwicks At Last』の個人的なお薦めポイントは
・四姉妹
The Story of a Master of Honey: Volume 1 - Awakening of the Silver Bee
The Story of a Master of Honey: Volume 1 - Awakening of the Silver Bee
Author:Kurina Kobayashi
Illustration:Munashichi
Publisher: Industrial Publishing Center
Release Date: 2016/9/15
Story Introductio
『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』ダブルキャストに関する覚書 後編
ラオウとユリアは、ダブルキャストで役作りが明確に違いました。ダブルキャストの組み合わせによって4通りの世界観がありそうです。
① ラオウ(福井晶一さん、宮尾俊太郎さん)
カリスマ性のあるパワー系の覇王(福井ラオウ)と、冷徹で優美な魔王(宮尾ラオウ)でした。人を人と思わず虫けらを見るような宮尾ラオウの眼差しと所作の美しさ、圧倒的な歌声でひれ伏さずにいられない福井ラオウ。お好みのラオウをお選びく
『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』ダブルキャストに関する覚書 前編
4日までアーカイブ視聴可の『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』配信を、ダブルキャストのどちらで観るか迷っている方の参考になれば、と思って覚書を兼ねて記事を書きました。
前編(リン、トキ、シン)、後編(ラオウ、ユリア、レイ、ジュウザ役替わり)予定の、まずは前編です。役柄前につけるキャスト名については敬称略です。
ダブルキャストに関する覚書 前編
① リン(近藤華さん、山﨑玲奈さん)
備忘録:今年観た舞台
もの心ついてから2020年までに観た舞台は累計で5作くらいなのに、2021年は14作(14回ではない……)観てしまいました。コロナ禍でチケットが取りやすかったことと、舞台という表現形態が失われてしまうかもしれない危機感、今観ておかなければ。という想いにかられてでした。
一年間でこれだけ観ることは流石に二度とないと思うので、今年観た舞台を心に残った順に並べてみました。
「レ・ミゼラブル」6月