備忘録:今年観た舞台

 もの心ついてから2020年までに観た舞台は累計で5作くらいなのに、2021年は14作(14回ではない……)観てしまいました。コロナ禍でチケットが取りやすかったことと、舞台という表現形態が失われてしまうかもしれない危機感、今観ておかなければ。という想いにかられてでした。
 一年間でこれだけ観ることは流石に二度とないと思うので、今年観た舞台を心に残った順に並べてみました。

「レ・ミゼラブル」6月
「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳」12月
……………………ここに壁がある①
「ポーの一族」2月
「マドモアゼル・モーツァルト」10月
「モーツァルト!」3月
……………………ここに壁がある②
「キャッツ」4月
「GOYA」4月
「アナと雪の女王」5月
「オペラ座の怪人」3月
「ライオンキング」3月
「アウグストゥス」5月
「ナイツテイル」10月
「王家の紋章」7月
「アラジン」4月

 壁①より上は、どんな席でも、スケジュールを無理してでも、また観たい! 何度でも観たい! なんなら遠征もする!
 壁①と②の間は、マイベストポジション(サイドブロックのセンター側通路ぎわ)の席が取れたら、また観たい。   という感じです。
 
「レ・ミゼラブル」は、「有名な舞台だから一度は観ておくか」の軽いノリで観て、ドッカーンとやられ、結局トリプルキャストのバルジャンを全員観ました。舞台装置、衣装、音楽、役者、演出。全てがハイクオリティで濃密。プリンシパルからアンサンブルまで、目が幾つあっても足りないのでリピーター続出の気持ちが理解できました。

大穴的に良かったのは「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳」。「レ・ミゼラブル」に出演していた役者さんが何人もご出演(歌上手さんが揃ってる!)と言うことで、半分、怖いもの観たさで行ったら、凄く良かったです。初演なので粗削りな部分もあったけれど、名作になる予感。馬が最高でした! 

観劇は贅沢な趣味だけど、エネルギーが充填されるので来年からも、年に1,2作のペースで楽しみたいです。とりあえず、ジョン・ケアード氏が演出と聞いたので「千と千尋の神隠し」のチケットは取りました。