恩着せがましい人
「あれはもう私がやっておいたから大丈夫だよ!」
「今日暑くて汗が止まらなくてバテちゃうから、しっかり涼しいところで休んでね!」
「虫がいたから退治しておいたよ!」
「今日はお客さんが多くて大変でした〜」
なんのこっちゃって話なんですけど、私の上司に当たる同僚が少し恩着せがましい人がいるんです。
私がたとえば体調不良でお休みをすると、こっちは大変だけどしっかり休むんだよ〜みたいな事を言ってきたり。
今まで私はそんな言葉たちに感謝してました。心から。
だし、とても親切な方で有難いな。
全部を話してくれてたくさん共有してくれる。
そう思ってました。
先日親友レベルで仲の良い同期と会う機会がありました。
その上司のことを、私の同期も知っているので、何気なくその上司からきたLINEの内容や、仕事中での会話をボソッと話したのが始まり。
過去にも色々話をしていたせいか、同期は言う。
「なんかさ、(その上司)さんさ、恩着せがましいよね…(笑)」
それを言われて肩の力が軽くなって安心した。
…それだ。
腑に落ちた。
今まで言われて感謝し続けた言葉。
内心どこかで "わざわざ言わなくていいのにな…" と引っかかっていた気持ちを同期は一言でぶった斬ってくれた。
人に話すことって大事だ。
悪気があって言っているかもしれないし、
自分がやってあげたよという事を伝えたいだけかもしれないし、
どんな背景があるかは私には何も分からない。
だからこそその人のことは今後も責める気はないし、嫌わない。
だけど私も1人の人間として、そんな言葉たちを貰うたびにモヤモヤする気持ちは正直ある。
正直そんな気持ちになってしまう以上、それを善か悪かに分けることはしないが嫌だなと思う気持ちを持つ自分を責めないでいたい。
いつも、どんなに相手が悪くても、最終的には自分を責めてしまうような人生だったので。