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消雲堂自分史 阿武隈川

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駄目な人間の私が、どうやって生きてきたのかを再確認するマガジンです。自分のためのものですが、興味のある方はどうぞご覧下さい。
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2022年12月の記事一覧

結膜下出血

結膜下出血

白目が出血する癖がある。今回は7日の肺のCT撮影以降の出血が約3週間も続いており、仕方なく眼科に行った。

視力検査に眼圧検査、眼底検査等を行ってから診察を受けた。

1.眼圧は低く緑内障はない
2.黒目に少しだけ白内障の曇りが出ているが、現時点での手術などの必要はない
3.黒目の周囲の薄青い輪は「老人環」と言ってコレステロール過多、糖尿病などの罹患者に多い
4.眼球に傷はない。結膜下出血をしてい

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恩人

恩人

会社を辞めて独立してから、なかなか仕事に恵まれませんでした。

それを救ってくれたのが、小菅のFさんと目黒のMさんでした。これまで生き延びてこれたのはFさんとMさんのおかげなのです。FさんもMさんも業界誌で働いていた時の取材先で、広告掲載や本を出版していただいたこともありました。業界誌といってもお客さんは大企業が多かったのですが、大企業は、雑誌という後ろ盾を失った僕なんか相手にしてくれません。しか

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百物語12「湖」

百物語12「湖」

高校生の時のことだ。その頃は福島県に住んでいた。父親の故郷が猪苗代町だったし、5歳違いの従兄(本当は従兄の子どもであるから従甥なんだけど、めんどうだから従兄と呼んでいた)が猪苗代湖畔でドライブインを経営していたので、夏休みになると、バイクに乗ってドライブインに行って湖で遊んだ。

ドライブインを始める前までは、従兄と一緒に泳ぎに行っていたのだが、彼はドライブインの調理も担当しているから時間がない。

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「縦隔嚢胞性病変に著変なし。おまけに脂肪肝のこと」

「縦隔嚢胞性病変に著変なし。おまけに脂肪肝のこと」

毎年、肺のCTを撮って、信頼できる医師に診断してもらっている。先週の水曜日ににCT撮影。んで、今日は、その診断の日だった。

「肺がんだったらどうするべ?」とかみさんに言うと、「最近、咳ばかりしてるからね」と、心配顔。僕の母親が定期検診で肺がんが発覚して、その2ヶ月後に死んでしまったから不安なのだ。2年前にはこの病院に重度のインフルエンザA型感染で1週間入院したし、肺炎を2度もやっている。僕は呼吸

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「宣告」

「宣告」

 2014年まで神奈川に住む母の定期検診について行っていた。

 その数年前に母が脳梗塞になってから、少し呂律が回らなくなったので、その病院で言語リハビリ治療を行なっていて、ついでに血圧やコレステロールなどの健康面も診てもらっていた。その甲斐あって母は普通に話せるようになっていて、肉体的にも元気になっており、翌年には白内障の手術をする予約もしていた。

 その年の11月に、いつものように定期検診に

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東京万景「目黒で、しどろもどろ」

東京万景「目黒で、しどろもどろ」

昨日は、目黒での打ち合わせの日だだった。師匠が来年に出版する本の企画会議だ。

「AIを企業経営に活用するにはどうするか?」というのを調べてこいと言われたから、それらしいのをネットでチャチャっと調べて、そこから資料となるテキストを拾って資料作りをしてから添付してあらかじめメールで送っておいた。

要は「AIは使用目的があってこそ、それに使える関係データを分析して最適解を導き出すもの」というような、

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