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世界に広がるもう1つのテニス!?~いだてん第22話「ヴィーナスの誕生」~

 女子スポーツが盛んになった時代を扱い、特にテニスをやっているシーンが印象的だった今回の「いだてん」、楽しく見させていただきました。

 実は筆者の私も中学、高校とテニスを経験していました。そのため、今日はその「テニス」について豆知識をお伝えします(^_^)


「テニスといえば、錦織圭」。

彼のの活躍から、日本人なら大抵の人はそのように答えるのではないでしょうか。錦織圭選手の影響を受けて部活動でテニスを選ぶ、という子どもも少なくないでしょう。

 しかし、中学校にいざ入学してテニス部を見学してみると、「あれ?」と首をかしげた経験のある人は多いはず。

黄色いボールではなく、白い柔らかいボールということに少し驚いたことがあるのではないでしょうか?

(画像転載元のブログサイト

実はテニスには大きく2種類あり、特に中学校では錦織圭選手がやっている硬式テニスではなく、柔らかいボールを使ったソフトテニス(旧:軟式テニス)が主流となっています。

今回の「いだてん」で映っていたテニスのシーンも、ボールの白いソフトテニスでした。

 もともとソフトテニスは、今から約130年前の1884年に、硬式テニスで使われるテニスボールが高価で買うことができなかったため、日本で生まれたスポーツでした。

そのため、世界的にメジャーなスポーツとは言い難いのが現状でした。

しかし、ソフトテニスが世界から脚光を浴びているようです。

日本発祥のソフトテニスに国際大会がある。

 「ソフトテニスはマイナースポーツ」と言われながら、今では約30か国以上の国で行われており、その上、毎年国際大会が組まれています。

当然日本代表チームもあります。

国際大会には、世界選手権大会・アジア選手権大会・東アジア大会・アジア競技大会の4種類があり、それぞれ4年に1度開催されています。

参加国は、日本や韓国、台湾の極東3国に加え、中国、モンゴル、インド、タイ、フィリピンなどのアジア諸国、さらにアメリカ、ベネズエラ、ブラジル、イタリア、ポーランドなどの欧米にも広がっており、ヨーロッパソフトテニス連盟も存在しています。

YouTubeでも、試合の様子がアップされており、視聴されれば分かると思いますが、非常に熱い試合の雰囲気が伝わってこます。

(参考:2016年アジア選手権大会

日本人初のプロソフトテニスプレーヤーも先日、誕生しました。

(参考&画像転載元の記事: 日本人初のプロソフトテニスプレーヤー誕生! 船水颯人(22歳)と用具使用契約を締結

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ますます盛り上がるソフトテニス界。

今後のソフトテニスの動向や世界の動きに注目してみると面白いかもしれません^_^。

※いだてん関連の画像は全てNHK「いだてん」のツイッターより転載させていただいています。

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