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『トヨタの習慣』時間がない!への処方箋。仕事はラクを極めて時短しよう!日常生活にも役立つヒントがいっぱいの1冊

はいはい、よくあるビジネス本ね。と思った方も、ちょっと読んでってください。この手の本は意外とね、日常生活でのお役立ちマインドも隠れていたりするのです。

今回は、元トヨタ社員直伝の考え方がつまった『トヨタの習慣』をご紹介。タイトルの通り、誰もが知る大企業、トヨタの習慣がたくさん紹介された1冊です。

とくに、作業時間に対する考え方の習慣は必見。生きていくために、仕事は避けて通れない。でも時間は有限だし、減らせる残業はガンガン減らして、好きなことしたいですよね。

俺、この仕事の時短ができたら、読書の時間にあてるんだ……!

やらなきゃならない仕事の時間は限りなくゼロにして、できた時間でいっしょに読書しましょ。この記事では、本の内容を少しだけご紹介します。



仕事のキホンを、改めて見える化してくれる1冊


内容は、4章にわかれてます。

1.生産性が上がる「改善」の習慣
2.「現場力」を高める習慣
3.コミュニケーション力を高める「チーム」の習慣
4.最大の能力を発揮させる「人を育てる」習慣

個人的には1、2章が印象に残った。

ビジネス本ラバーさんの中には、「どの考え方も当たり前!」と感じる方もいるかも。でも、基本の考え方を何度も刷り込むのって大切よね。

新入社員で、「なかなか周りの人に仕事の相談をする機会がなくて……」という方とか、ぴったりハマるかも。基本が見える化されていて、教科書的な感じです。



1、2章からちょっとだけご紹介


いちばん初めに紹介されている習慣がこちら。

・仕事の生産性を高めるには、ラクにできるという視点を持つ
・今の仕事のやり方がベストではないと、常に疑問を持つ

「ラクしたいな」は、時短のキホンの考え方。

つねに「この仕事、この部分はツールを使ってラクしちゃお」とか、「これ、こっちにも使えるし、流用しちゃお」みたいに、作業工程をアップデートすることが大切だよって話が載ってます。

「確かに!」って方はさておき、「ラクをするって、サボるみたいで抵抗がある」って方は、ぜひこの本で、ラクするってどういうこと?のヒントを見つけてみてほしい。


そういえば、↓の記事でご紹介した本に通ずる内容もありました。「なぜなぜ法」とか。合わせて読むと、理解が深まりそう。ぜんぜん別の出版社の本ですが。

新年度、ちょっとスタートダッシュしすぎて空回り気味の方、さいきん、漫然と仕事してるなあと思う方はぜひ、かるーく読んでみて。

本のボリューム的にもそこまで多くないので、読みやすいはず。おすすめです。

■次はコレ!気軽に読める、仕事に役立ちそうな本紹介シリーズ
『YouTube放送作家 第7世代の仕掛け術』白武ときお――粗品が3人目の霜降り明星と認める著者による、ビジネスハック本
『センスは知識からはじまる』水野学――くまモンのクリエイターから学ぶ、センスを向上させる知識の身に着け方
『なんだ、けっきょく最後は言葉じゃないか。』伊藤公一――有名コピーライターによる、言葉の授業。正しく言葉にすれば伝わる、は大間違い!

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