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読書に逃げるな

読書ってマリオのスター状態みたいなものだと思う。


読書で得れたことの効能なんて、本当に期限付きで

よっぽど心に残った文章以外はほとんど

跡形もなく記憶から抜け落ちてしまう。


つい先程読み終えた本を、読書管理アプリに登録しようとした時に

既に読み終えているとメッセージが出てきて絶望した。

これでは読書の意味がない。

非常に悲しくなった、何の為に時間を掛けて読んだのだ。

読んだ記憶ごと抜け落ちているのであれば、携帯のソシャゲをやっているのと変わりないではないか。


本を読み終えた瞬間、否、

読んでる途中に響いた言葉があればその瞬間に

行動に移したり、アウトプットしなければ

読んでないのと同じだ。


どうしても自分に合わない内容で

行動に移す事もアウトプットする事も思いつかない様であれば

せめてその本にどの点が納得いかなかったか、心に響かなかったか

自分が同じ内容を書くならどんな表現方法を取るかを

問題集の代わりにでもするべきだろう。


手段が目的になってはいけない。


今直面している課題と関係ない本を読むことも

ただの娯楽の域を出ないであろう。

別角度から課題のヒントが得られる可能性を

否定はしないが

何の為になるか分からないが、とりあえず読んでおこうと

思って読んでいる人間は

その本が自分にとって今解決すべく取り組んでいる

課題の解決方法に近づく為の本を読んでいる人間とでは

圧倒的な差が出るであろう。


なんとなく本を読んで、それによって

直面している課題が解決に近づいているわけでもないのに

なんとなく為になっていると感じるのが一番まずい。


物事を考えることと、本を読むことは=ではないのだ。



読書量をアピールするのも恥ではないが決して美談ではない。

文字を目で追って透過させていくなんて極論、誰でも出来るのだ。

それで何かを成し遂げただなんて、勘違いもいいところだ。


プロセスエコノミーなる言葉が流行っているが

私はいっぱい本を読みましただとか

過程で勝負したいんじゃない。


結果や、成果物で勝負したい。


読書によるインプットは目的じゃない。

手段であり過程であり、通過点でしかない。

アウトプットこそを評価されたいのだ。



読書に逃げるな。

文字を目で追うなら誰でも出来る。

読書に逃げるな。

脳味噌にちゃんと汗をかけ。

読書に逃げるな。

手を動かせ。動かし続けろ。

読書に逃げるな。

読書に逃げるな。



俺。

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