【久慈市移住者ファイル③】藤織ジュン「必要とされる仕事をする方がいい」
プロフィール
藤織ジュン ふじおりじゅん
出身地 東京都北区
生年月日 1991年10月7日
お仕事 合同会社プロダクション未知カンパニー 代表社員
久慈市移住コーディネーター
趣味 農業・飲み歩き・コーギーと黒猫をモフモフすること
移住プロセス
2015年6月希望舞台プロジェクト『焼け跡から』の舞台公演のため舞台俳優として久慈市を訪れる。
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当時、久慈市観光物産協会が募集していた「北限の海女PR隊」のポスターを見つける。
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興味本位で応募。採用され同年7月〜9月の3ヶ月間、観光海女をしながらSNSなどで地域の魅力発信する仕事を行う。
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任期終了後も「久慈市に住みたい」と考え、地域おこし協力隊に応募
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同年12月より久慈市地域おこし協力隊に任命される。
仕事は観光海女と観光PR、イベントMCや観光ガイドなど
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地域おこし協力隊任期終了年(2018年)の6月「合同会社プロダクション未知カンパニー」を起業。
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地域おこし協力隊任期満了(2018年11月)後、
「合同会社プロダクション未知カンパニー」にて観光PRに関わることを様々な業務を行う。
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2022年8月移住コーディネーターに任命される
ここにいれば私は必要とされる
私は声優・ナレーターといった仕事を生業に生きていきたかったのですが、残念ながらその世界で私が重宝されることはありませんでした。
なんやかんやあって、久慈市に辿り着いた私です。(これについては長くなるのでいつか別記事に書くことにします)
ここで暮らして海女を始めるとすぐに地方テレビ局が取材に来てくれました。地元新聞にもたくさん載りました。ついには全国放送のテレビにも出ることができました。
メディアだけではなく、イベントMCやwebライター、観光ガイドなど、「私にぜひ」という仕事の話が来ます。東京にいたころは自らオーディションに行って、ことごとく玉砕していたのに。
「地域PR」というのが自分をPRすることより得意だったのだと思います。
私自身も”海女”とか”久慈市移住者”という看板を持ったことにより様々な仕事を任せてもらえるようになりました。
「自分がしたい仕事を目指すより、誰かに必要とされる仕事をする方がいい」
と感じました。少し自意識過剰ではありますが、そんな気持ちで未だ久慈市に居座っております。
仕事
「北三陸をもっとオモシロく」
「なんのプロでもない。だから何にでも挑戦できる”アマ社長”」
というコンセプトで会社を始め、webライターやイベントの司会、
お土産品の雑貨販売、海や水族館などでの海女実演を主にやっていました。
今は観光ガイドや山菜加工品販売、移住コーディネーターなどの仕事もしていてもう、『地域のなんでも屋』って感じです(笑)
自分に任せてくれるなら、基本的にはなんでもやりたいと思っています。
仕事はあまり断りません。
8月から始めた移住コーディネーターのお仕事では
まず久慈市を知ってもらうためのPRをnoteやSNS、youtubeなどを通じて行なっています。移住相談イベントに出かけたり、移住希望者の相談に乗ることもあります。
久慈暮らしのいいところ
春夏秋冬、美味しいものがあって楽しいです。
春の山菜や早どりワカメ、夏のウニ、秋は松茸などきのこ類、冬はアワビや鮭など、山も海もある地域の良さと思います。
さらには短角牛や福来豚、地元の鶏肉も美味しいですし、養殖銀鮭「久慈育ち 琥珀サーモン」も推しです!!
久慈(岩手)の残念なところは?
魅力的なところはいっぱいあるし、気候も良いですし、暮らしやすいとも思うのですが、なぜか何にも突出できていない感じです。
自信を持てない市民性からなのでしょうか?独自の強みが本当はあるのに、
『前にならえ、横にならえ』しているような……イメージですが。
ただ、これから進んでいく期待ができるし、自分がそこに尽力したいと思ったら、その残念さも魅力です。
夢・目標
私は小さい頃は夢や目標がすぐに浮かんで、すぐに口に出せる子でした。
でも今考えると、それが「もったいなかったなぁ」と思います。
見たことのないものがたくさんあって、知らない仕事もたくさんあるのに、
”将来の夢”を聞かれて答えるために、自分で可能性を縮めたのではないかと・・・。
今のような、行ったことのないところに出かけていろんな人に会って、自分に任せてもらえる仕事ならなんでも責任を持ってやっていく。そんな生き方を続けるのもありかなと考えていますが、夢がないのもまた寂しくもあり、自分の軸がどこにあるのかわからなくなりますし、当面目標を探しているところです。
久慈市移住に向いている人ってどんな人?
美味しいものが好きな人、暑いのが苦手な人。
臨機応変になんだかんだ生きれちゃう人、ちゃっかりしている性格の人は
とくに幸せを感じられる地域だと思います。
これから久慈市移住をする人に伝えたいことは?
久慈市民はシャイな人が多くて地元を謙遜して悪く言いがちなんですけど、
お酒を飲んだら大概、地域自慢をしてきます(笑)
久慈市は東京都23区ほどの広さがあり、住む場所やお仕事によっても色々と状況が違いますので、久慈市移住にお悩みやご相談がある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。
SNS
twitter 「藤織ジュン @michicompany」
facebookページ「藤織ジュン(北三陸観光大使)@kitasanrikurukuru」
instagram 「まいにち北三陸 @mainichi_kitasanriku」
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