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[やりたいことの見つけ方]思考して出した答えは虚像。”ワクワク”に従え。

実は、この約1年半、結局自分がやっていきたいことは何なのか?ということにすごく頭を抱えていた。

このnoteは、自分探しをしている方やこれからのキャリア、仕事に悩んでいる方に読んでいただけたら少しは参考になるかもしれない。


東京でのキャリアアップを辞めた。


2022年夏頃、都内で勤務していた会社を辞めた。
(まだコロナが猛威を振るっていて、だんだん落ち着いてはきていたもののマスクをしている人が大半だったように思う。)

そのとき、基本フルリモート。

フルリモートのおかげで、ZOOM会議は朝から晩まで隙間なくフル稼働。
もちろん忙しく、難易度が高い仕事であるのはもちろん、カルチャーフィットしていなかったし、自分の性分に合っていなかった仕事をしていたというのが大きいと回想する。

本当にこのまま東京でハムスターのように毎日毎日会社のために走っていていいのか?というのが拭えなくて、それならば一掃のことバサっと東京の全てを捨てて、地元奈良に戻ってみた。

東京で働いていた時の自分は、まるで回し車で永遠に走り続けるハムちゃん🐹

というより、2022年春頃、そろそろこれはやばくないか…?と気づいてしまった。
不思議と、これまでのように他の会社を探さなくては!だとか、さらに都内でキャリアを積みたいとか、新しいスキルをみにつけるために、どこどこへ転職しようとかいう頭にもならなかったし、行動もなかった。
(仕事に疲弊し過ぎていて、このまま続けたらリカバリーに数年かかるくらいメンタルやってしまうかもしれないな…と感じるほど疲弊していたことが大きくて、去る他なかったのではないかと思う。)


何をやっていくか?自分の肩書きがほしい。



幼少期から、不思議とずっと会社員でいることはないだろうと、なんの根拠もなくおもっていた。
それが、なんか実現しようとしているなぁ〜。そんなふうに自分を俯瞰してみていた。


これまでの経験から、やりたいことの輪郭はできていた。


・食の領域であることは明確。でも何をやっていきたいのかがわかってない。
・人と人とのつながりをつくりたい。
・コミュニティをやりたいってことなのか?(わからない)
・外国人の方に向けた料理教室をまたやりたいってこと?(カナダでやっていた)
・世界中の人と人とを食で繋ぎたい。

日本全国あちこち出向き、都内で会社員をしていたときには出会わないような地域で活動している一次産業に従事する農家さんや漁師さん、フリーランス、起業家と呼ばれる方々、投資家や会社役員の方々、彼らのストーリーを聞きながら、これには興味がある、これはちょっとちがう…なんていうように自分が大切にしている価値観や重要視している要素、何が楽しいかを見つけるような贅沢な時間だったとも思う。

2023年は、特に”自分で何かしている人”にばかりお会いすることがほとんどで、一般会社員として働く方との出会いはあまりなかった。
もちろん、会社員の方もいたが、”主体性を持って、目的を持って会社にいるような攻めの会社員”の方ばかりだった。


一年後には肩書きもやっていくことも決まってると思っていたはずなのに…

決まってなかった。まだぐるぐるしていた。

当初、1年もすれば、私もこれをやっていく!ってのが決まってるはず。肩書きも決まっているし、決めた目標に向けて一直線になっているに違いない!と思っていたのに…現実は全くそうではなく、すごく焦っていた。

この一年、あちこち行った、人にも出会った、助けてもいただいたし、話を聞いてくれる方もいる…人からの支援は計り知れないくらいで、本当に感謝していたのだけど、決まっていなかった。

振り返ってみると…..
やはり、誰かに会えば会うほど、自分のやりたいことに向かって努力をしている人たちが多いから、人と比べてしまう。

あの人は、こんなこともやっている。自分のやりたいことって小さすぎるよな。

Jカーブを描くようなスタートアップを立ち上げた人たちをみれば、いや、自分もそんな大きい社会的なインパクト起こす必要あるんじゃないか?

日本はこのままだと人口減少していくから、こんな地域の小さいマーケットで何かしていくとか、そんな話していていいのか?

海外展開を視野に入れないと、この先何年もしたら立ち行かなくなってしまうのではないか?

そんなように、まわりの環境や状況に左右され、やりたいこと(ワクワク楽しく仕事ができること)をさがしていたはずなのに、見事に見失っていた。

そして、頭でめちゃくちゃ考えて答えを出していた。

自分の楽しいとかわくわくするという感情を押し除けて、あらゆる条件や周りからの評価、外的要因をたくさん入れ込み、思考して出した答えを、さもこれからこんなことをしていくことに決めました!と自分自身に言い聞かせるように答えを急いだ。(でもしっくり来ていないから、パッションがわかない。1日寝たら、それは明らかで、翌日からのパワーなんて1mmもない。)

会社員の時に、こんなに頑張っても、自分の会社を大きくしているわけではない。他人の会社ややりたいことを実現するために、こんなに労力を使うのは生きている価値があるのか。くらいに思っていた自分なのに、いろんな外的要因というものに晒し続けられ、左右されているのは明らかだった。

2024年3月さらに全退路を絶った

2023年は本当にやりたいこと探しのために、半分以下働き、半分以上自分探しの旅をするときめて、都内で会社員をしていたときとは量も難易度も比べ物にならないくらいのライトな業務委託の仕事のみ引き受けていた。それも全て辞めた。

やりたいことをやる!自分の人生をいきていく!と決めたはずなのに、実際雇用形態だけが変わっただけで、自分の道なんてものはなかった。
だから、全部やめた。続ける理由は何一つなかった。

そして、思い立ってひとり広島へ行ってみた。

なんか、このまま頭で考えていてもでは全然ブレイクスルーしない!と思って、以前から行きたかった広島へ思い切って行った。

3月31日ノープランの一人旅。

とにかく、解放された。
道に迷って本来目的としていたお店にいけず、仕方なく入った立ち飲み屋で偶然隣り合わせた韓国人となかよくなったのがはじまりで、たった3日間で20人以上の外国人旅行者とお話し、食事まで共にすることができた。

そうそう、この感覚!私この感覚が大好き!
これだ、やっぱり楽しいのはとりわけ人との出会い、食事を共にする、海外の方が日本に来てくれたことがうれしくて、存分に楽しんで帰ってもらいたいという感覚!

単純に楽しい!ワクワクする!アドレナリンも出まくる!そんな感じ。

Why don't we have  drink together?🍺 Why not!
Where are you from?
How do you like Japan so far?

こうやって、日本の感想なんかをカジュアルに聞くの。

ここに国境や文化や宗教の違いや政治なんて関係ない。
ただ、ただ楽しく一緒に飲もうぜ!Fun Night!Cheers!みたいなそんな感覚がもう楽しくて、これなら一生してられるなとおもった。

やっぱり顔は正直で、SNSに写真をUPすると、友人の何人もから、

めっちゃいい顔してる!
やっぱこうゆーことじゃない?
一番楽しそうやで。

そんなフィードバックがあった。

広島での出会い。みんなはじめまして。

そして、海外の方からもやすながHubになってくれたから、この出会いができた!ありがとう!こんなふうに、日本横断しているけど、日本人と一緒に飲んだことは他の地域ではなかった!と大感謝の言葉やメッセージも頂戴した。

あ、やっぱり、感情は正直。
自分のワクワクに従えってことだな。と、もう他の道に行かないって決めるきっかけになった出来事だった。

使命は、 やはり世界中の人と人とを繋ぐということかもしれない。


食で日本と世界中の人々をつなぎ、一生の思い出に残る出会いや体験を紡ぐ、そんな人材になる。

昔のノートを見返してみた。

答えが書いていた、日本と世界をつなぐ食プロデューサーって書いてあった。
もう数年前に。

とにかく、食で人と人とをつなぎ、Well-beingな社会をつくる

抗ってはいけない。
もし自分の心や進むべき方向がわかっていながらも、思考して抗っていたら、これは違う道をきている。とおしえてくれる出来事が起こるなとおもう。

そして、去年ある方に言われた言葉がすごく印象に残っている。

あなたは出会うべき人に出会っている。

偶然かと思うあらゆることには、あとから理由づけかもしれないけど、やっぱり理由がある。

そんなことを思う、春。

とにかく昨日から、うれしい。

人と人とを繋ぐ、この強みは誰にも負けない。


食で日本と世界を繋ぐ、どんな活動になっていくか楽しみ。
同じようなことをされたい方がいらしたら、ぜひお話ししてみたい🎵
XにでもDMください。

https://twitter.com/kuishinbo_yossy











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