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生命の火花。
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#魂

魂?

生きていくのなら
5% 女
25% 男
40% 鳥
30% 風
になりたい。

でなければ魂だけになって生きていきたい。
そうでなければ生きていたくない。

ーー魂になってどうするの?

どうもしない。
死にたいというのとは違う。
実態や価値の付随しない、でも存在はしていたいような。

ーー存在して何かを見てるだけ?

感じるの。肌ではない部分で。
それで生きてるなーって。

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足のない鳥

こんな夢を見た。

俺が照葉樹林を見下ろしている。太陽はばちりと瞬いた。影を裂く鋭さで雲が流れて行く。俺はどの木よりも高く浮いていて、猿にも人間にも狼にも襲われない。嵐の前夜のような荒びた黄昏だった。

花の香りが届いてきた。俺に鼻があったのかと自分の腕を挙げて確かめようとするが、腕を不当に動かした瞬間、泥濘の中途半端に乾いた地面に叩きつけられるのだと気づいた。俺は羽毛に覆われて、空を飛んでいる。

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魂への科学的アプローチ

魂への科学的アプローチ

・魂には時代がある。
その時代ごとの文字を知ることで、いつが自分に合うか見えてくる。
「あの人はひと時代早く生まれてきてしまったんだねえ」
「彼は鎌倉時代の魂を持つ」

・魂には色がある。
直感(直観)で色付きのボトルを選ぶ。そして色を介してその人の内奥を読み取る。

・魂的とスピリチュアルは違う。
言語によって根ざすものが異なる。日本語の「たましび」は火の玉。幽霊のイメージ。
あるいは

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再会(パッションゆえだとしたら)

運命と言わず、他に何と言えば伝わるのかわからない。けれども、それはどうでもいい。言葉に意味はない。

もう二度と会えないかもしれない別れ方をした相手と、数ヶ月ぶりに再会したという、そして私は意識的な無表情のまま、今ここから宇宙空間へ投げ出されたような爆発的衝撃を、心に受けたというだけの話だ。

私の涙は枯れていたし、彼女も無関心だった。交わす言葉はなかった。つまり現象として何も起こり得なかった、つ

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魂とは

「魂」というとプラトン読めば?と言われがちだけど、自分に浮かんでくる「魂」はプラトンのそれとは違うと思う。

スイッチを入れると直に豆電球がつく、導線を必要としないほど惹きつけられる力みたいなものだと思っていて。(理科は苦手なド文系なので細かいことは知らんです)

現象があって判断して感情に訴えるとか、考える、という回路がない。ぶった切られたり弱かったりするのではなくて、そもそも「ない」のだと

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魂を探して

WHOにおいて、健康の定義が新たに提唱されている。

人の健康には、身体面・メンタル面、そしてその他にスピリチュアルな面での健康が関わっている、と。

スピリチュアル。「精神的、霊的、魂の」健康。

自己分析するとこうなる。

まず、身体面。
これは自分のセクシュアリティから考えてXジェンダーだと言うのが合うようであるし、男女二元論では大変生きにくく、不都合があるのは事実だ。
以前交通事故によって

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