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テレビで特集していただいたので、その裏話を3つほど

たまたまご縁があって、先日、
富山のテレビ局に取材していただきました。

羽根さんという記者の方が、3日間にわたって、毎日4時間ほど、丁寧に取材してくださったのですが、それをぎゅぎゅっと7分に編集してくれています。

短く伝えるのって難しいですからね。

裏側の努力を想像すると頭が上がりません。

僕の想いや背景はもちろん、お気に入りの沖縄料理屋と、応援したい友人の運営するゲストハウスと、お世話になっているお客さんまで出演させることができたので、大満足です。

ぜひ、こちらからご覧になってください。


初めましての方に

僕のことを初めて知ったという方のために、自己紹介代わりになる記事を貼っておきます。


では、裏話をしましょう。

カットされた話①

取材の始め、テーマが「Z世代の若者」ということもあり、どうやら今っぽいことを僕に言わせたいんだろうなと感じていました。

しかし、僕はいろんな意味でズレているので、結局取材の方向性がズレていったようでした。

まず、僕がスマホやパソコンを持ったのは、大学生に入ってから。仕事がリモートなだけで、デジタルネイティブとは言い難いです。

それから、義務教育のだいたい半分は1人で過ごしていました。入院か、別室登校ばかりしていたので、あまり小学生あるあるや中学生あるあるがわかりません。

同世代との共通の話題はありますが、それは同時に人類や同郷の人に共通の話題という感じで、あんまり特殊性はありません。

情報を入手する一番のメディアは書籍ですし(その次がネット、テレビは年に10時間以下くらいしか見ていない)、一番話している年代は40代です。

ということを話したら、Z世代という括りで話を聞かれることはなくなりました。

カットされていた話②

途中、沖縄料理屋の「美ら夢」でそばを食べているシーンがあります。

「美ら夢」は、先月オープンしたばかりで、沖縄出身の明るいママが切り盛りしていて、僕はよく友達を連れて通っています。

取材では、店のママがインタビューを受けていたのですが、全カットでした。

「久高くんは、息子みたい。すなおでとっても応援したくなる」みたいなことをせっかく語っていただいたのに…。

まあ、7分にしないといけないので仕方ないですけどね。

取材後、カメラマンと羽根さんもしっかり沖縄料理を食べてくれて、沖縄を普及したい人間としては大満足w

これは後日談ですが、ママが「同じ3秒なら、シーサーじゃなくて、外観を撮ってほしかった!」と笑ってました。

カットされていた話③

途中、坪井さんと複業研究家の西村さんの対談を僕が取材しているシーンがあります。

あの対談は1時間くらいあって、話題は複業についてでした。2ヶ月後くらいに、坪井さんのnoteで公開されるものです。お楽しみに。

あの対談のあと、坪井さんが羽根さんからインタビューを受けていました。

僕は知らなかったのですが、富山ではまだまだ副業が浸透していないらしく、「副業を解禁すればニュースになる」とのことでした。

ちなみに、取材をした放送局のBBTは副業禁止なんだそうです。

どんな気持ちで1時間の対談を聞いていたんだろう。

なんて思いながら聞いていました。

仕事相手のいる地域と、ふだんいる地域が違うと発見があって楽しいですね(うっすい感想)。


後日談

取材していただいた直後に、2年ほど会っていなかったおっちゃんから電話がかかってきて、祝福されました。ゲストハウス寄処のある地域の町内会のおっちゃんです。元気そうで何より。

それから、何人かの知り合いから「おめでとう」のLINEをいただいたり、「大出世だね」とお褒めいただいたりしました。恐縮です。ありがとうございます。

そして何より、母が大変喜んでくれました。放送当日は、富山でしか放送されないのに、ワンチャンあると思ってテレビの前でじっと座っていたそうです(※母は沖縄にいます)。母についてはこちら


最後に

徹底的に取材され、周りから祝福の言葉をいただいて、改めて、自分が進んできた道のりを実感することができました。

けっこう遠いところまできたし、なかなか面白い人生を歩んでいるんじゃなかろうか?

なんて思ったり。

その道のりでどれほどのサポートをいただいたか、どれほど幸運が重なったかも思い出されて、しみじみとした気持ちにもなりました。

同じように、どころか、僕よりうんとがんばっていて、しかもうんと魅力的な人たちに代わって、メディアに取り上げていただけて、光栄すぎです。

たっぷり感謝して、受け取った気持ちでいっぱいになったので、ひとつずつ、やれることで世の中に恩返ししていこうと思います。

がんばるぞい!


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

サポートいただいたお金は、僕自身を作家に育てるため(書籍の購入・新しいことを体験する事など)に使わせていただきます。より良い作品を生み出すことでお返しして参ります。