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タクシー運転手 約束は海を越えて(2017)
日本の年間興行収入ランキングを見ると、
韓国映画が未だ映画マニアの目にまでしか
届いていないことがもどかしい。
2017年韓国で爆発的ヒットした本作品。
主演は韓国、いや世界的名優ソン・ガンホ。
韓国映画ビギナーズの方には
これを覚えておいてほしい。
ソン・ガンホ映画に外れなしである。
1980年に起こった光州事件を取材する
ドイツ人ジャーナリストと
事情も知らず巻き込まれた
ソウル
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019)
遂に、42年にも及んだ
スカイウォーカー・サーガが完結した。
もはや、銀河イチ迷惑な家族喧嘩。
と言われていたが実は一貫して
ある人物の話でもあったことが分かった。
公開日の次の日に鑑賞してきました。
もはやネタバレなしでは語れません。
観てない方は読まないでください。
【感想(ネタバレ含む)】
まずレイが、パルパティーンだったという
今回の新三部作最大の種明かし。
レ
円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(2014)
なんだろう、観終えたあとの
いっぱい「感じた」感。
まだこの世界に
言葉として定義されていない感情。
それを描くのが小説や漫画、
そして映画の役割とするならば、
この作品は100点満点である。
本作は僕たち大人が忘れてしまった、
しかし確かに感じていた
小学3年生の頃の繊細な世界の見え方を
思い出させてくれる。
主人公こっこ(芦田愛菜)は、
公団住宅に大家族と住む小学3年生の女の子。
光のお父さん(2019)
これはやられた。
邦画では久しぶりに当たり。
泣きました。泣きました。
CMで観た予告編はなんとなく覚えていたのだが、タイトルのもっちゃり感・配給会社の力の入れ方であまり世間の方には届かなかったようだ。
タイトル頭に「FINAL FANTASY XIV」と付いてるのもストライクゾーンを狭めてしまってる。
公開時期は後だが『DRAGON QUEST YOUR STORY』(2019)並
ハッピー・デス・デイ(2017)
大学生ヤリマンビッチが誕生日に
見知らぬ殺人鬼に殺される。
気がつくと、当日の朝。ベッドの上。
殺される誕生日を永遠にループしてしまう
時をかけるヤリマンビッチの犯人追跡劇。
ポスターの印象から
ただのB級ホラー映画と勘違いするなかれ。
スプラッター?
ホラー?
サスペンス?
ラブロマンス?
ヒューマンドラマ?
はたまたコメディか?
全ジャンルを含んだまさかの快作。
とにかく主人公
オンリー・ザ・ブレイブ(2017)
衝撃的なラストが話題になった隠れた名作。
自然災害と聞いて日本人が思い浮かべるのは
地震・津波・台風・火山噴火だろうか。
アメリカではハリケーン、
そして山火事である。
日本でも山火事のニュースはたまに流れるが
そこまで大きな話題にはならない。
大陸の大きな国では、
自然発火や落雷で起こる山火事が
とても身近な脅威なのである。
地平線まで覆い尽くす森林に
少し火がついただけで、
辺り
マインド・ゲーム(2010)
第8回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞作品。
大好きな映画。
大好きっていうか、素人の自分が観てもアニメ映画史の中でエポックメイキングな革新的作品だなと思える。
鑑賞中ずっと「凄いものを観てる」という感覚になる。
凄すぎて圧倒される。
知る人ぞ知る怪作。
肛門を発砲されて脳天破裂という人類史上最悪にダサい死に方をした主人公・西くん(声:今田耕司)。
好きな女の子を含め「
縞模様のパジャマの少年(2008)
第一回目にしてこのチョイス。
もっと華やかで明るい作品を選べばよかったんだけど、観ようと思ってて観れてなかったのだからしょうがない。
観た人の中では、「胸糞映画」のジャンルに入ると言われてる一本。
舞台は第二次世界大戦下のドイツ、ヒトラー率いるナチスが仕切ってた頃。
5歳の少年ブルーノは父親の仕事の都合で、人里離れた見知らぬ土地へ家族と共に引っ越してきた。
また、ブルーノの父親はナ