見出し画像

#532【ベテランとのつき合いかた】

どの世界、どの業界にも
ベテランとよばれる

年配のかたが
いらっしゃいます。

多くのベテランの皆さんが
若手を育てて、

後進に道をゆずるべく
指導してくれるのですが、

なかには、
いつまでも自分の地位や
立場を守るために

長く居すわってしまう
人がいます。

「 自分は、まだまだ
若いし、できる! 」

といいながら、

結局は、地位や立場を
手放せないでいるのは

あとが詰まることに
なりますし、

後進を育てることに
つながりません。

=====

ベテランの方々の
これまでの貢献や歴史は

最大限、リスペクトされる
べきでしょう。

これまでの活躍と
積みかさねがあってこそ、

今の自分たちがあると
感謝しなければなりません。

しかし、いつまでも
過去の栄光や実績を

たたえているだけでは
世の中は前に進まないので、

若い世代が、
今風の考え方や技術力で

時代の針を
どんどん進めていく
べきでしょう。

年令による体や頭の
衰えを克服しつつ、

いつまでも若い気持ちを
持ち続けることは可能です。

70代・80代になっても
まるで若者のように

新しいことに
つぎつぎと挑戦する人も。

逆に、年令が若くても
精神が老人のような人も
世の中にはたくさんいます。

人生100年時代なので、
体と心の健康を
維持・増進しながら、

人生を大いに
楽しみたいですし、

世の中のために
自分の力を活かしていく
べきでしょう。

=====

ただし、
少子高齢化が進む日本では
若い人の存在は貴重ですし、

もっと活躍の場を
提供すべきです。

ベテランの人には
地位や立場よりも、

若い人をカバーし、
サポートできるような
仕組みをつくってあげましょう。

ベテランと若手との
協力体制によって

大いに相乗効果が
生まれるはずです。

もちろん、
その中で一歩引くべきなのは

若手の方ではなく
ベテランの方々です。

大先輩の中には、
妙に乱暴な言葉で

後輩にいばりちらしたり
価値観を押し付ける人が
たまに見られます。

ましてや
お酒を飲んで

気持ちが大きくなって
いばりちらすのは
最悪ですね。

はたから見ても
とてもみっともないですし、

逆に、かわいそうだなと
思う時があります。

既得権益のような
地位や立場を手放せない人

いばることで
自分のプライドを
守らざるをえない人

そんな印象しか
感じられないのです。

そんな方々は
どうしても頭も固いので、

もう変わることは
できないのです。

過去と他人は
変えられない
からです。

そのような人とは
そっと距離を置いて

自分は自分の
信じる道を進みましょう。

=====

人には誰にでも
引き際というものが
必要となります。

第三者的に見て
自分よりも若手が
前に出た方がいいとなれば

ベテランの方々は
サポート側に回って

若手を盛り立てて
協力するのがベストだと
わたしは思っています。

もちろん、
ベテランの気持ちや

自尊心をじゅうぶんに
尊重すべきなのは
言うまでもありません。

ベテランと若手が
上手に組みあった、

歯車がかみ合った状態こそ
理想のチームがなり立つと
信じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?