新澤健一郎

ピアノ、キーボード、作曲、編曲。ジャズを志して○○年。ロック魂あり。クラシック大好き。リーダー作11枚。移動ド。noteはレッスンと雑文が中心です。プロフィールはこちらで→ http://www.shinzawa.net

新澤健一郎

ピアノ、キーボード、作曲、編曲。ジャズを志して○○年。ロック魂あり。クラシック大好き。リーダー作11枚。移動ド。noteはレッスンと雑文が中心です。プロフィールはこちらで→ http://www.shinzawa.net

    最近の記事

    無駄な練習

    無駄と言われている練習…例えば ・IIm7-V7-I (ツー・ファイブ)のフレーズを全てのキーで ・ブルーススケールだけでアドリブ 確かにこれでジャズのアドリブ(以下単にアドリブと記します)ができるようになるのは幻想だけど、これとてやっていれば ・指の筋力や手の平の柔軟性はUP(重要) ・音感が鍛えられる ・選んだ音だけを弾くスキルの向上 何もしないよりはずっといいです。 何が言いたいのかというと、もしこれらの練習に取り組んでいたとしても僕は無駄とは思わないです。音

      • 和声学とコード理論の違い

        クラシックの和声学には「コード」という概念が無いのだそうです。 どちらにも通じている専門家の方から聞きました。 IIか IImかの違いじゃないという… これがどういうことなのかは和声学を学ばないと分からないのでしょう… 漠然とアウトラインをたどれる記事ありました。僕が和声学を知らないので、というよりあの膨大な演習問題を解いていない…の方が合ってますかね(すみません)適切か判断できかねますが…紹介します。 こういうところにも、自らの触れている世界だけに頼って音楽を語る

        • 変化

          怖いな…と感じていたらやらない方がいいようです。理詰めで安全である必要はないけど安心と思えるものをやるといいみたい。 願いは好きなだけ願ってください。 行動は心のバランスが取れている時に。 ここ2年くらいで真逆に近くなりました。以前の発言をいちいち消しませんけど変わりました。 【追記】 考えてみたらミュージシャンになるのを周りには止められたりしたけど自分では変な安心感があったよなぁなどと思い出してみたり。。 までも人によりますこういうのは😊 個人の経験で一般化でき

          • 移動ド・固定ドについての雑感と本音

            移動ド・固定ドについての雑感と本音は夕べのツイキャスでお話ししました。 聞いて下さったみなさんありがとうございます。後から見返せるSNSで言えるわけないです(笑) まぁみんな仲良くやりましょうよ。 自分のが正しいみたいのはもう見飽きました。 相手がどう見えているかを楽しめる人希望。 それと…音楽とは複合的なものです。一つの手法で全てを語ろうとするのは大抵の場合変数が多過ぎてできません。

            ラーシュヤンソン・ワークショップ

            月曜日のラーシュヤンソン・ワークショップ 1)メトロノームに対して ・ジャスト ・少し遅く 「枯葉」を両方やってくれてメトロノームより少し遅いタイミングで弾いたら音色まで変わって聴こえて凄かった。テンポはMedium Fast Swingでした。ピアノトリオの中で弾いているような弾き方をラーシュさんひとりでやってくださいました。 2)自分が出演するライブは録ろう。すぐ聴いてok。 3)目標までの道のりを楽しもう。目標を達成した時が楽しいだけではなく。 4)アドリブが進

            譜読みができるようになりたい人へ

            譜読みができるようになりたい人にオススメなのは 楽器ではなく「うた」で楽譜を読む です。 楽譜を楽器なしで声に出して歌います。 初めは数小節でok。 音痴でも大丈夫。 出だしの音は楽器で確認してok。 僕はソルフェージュって言葉はやや苦手なのですが…歌うことって何もアカデミックなことばかりでないし、でもそれになるのかな。 移動ド、固定ド、ラララ、、何でもいいですよ。 最初の音以外はは声で歌う前に楽器で出したらダメです。 、、、楽器で一度弾けば歌える、は×

            なぜ音楽理論は難解なのか(私見)

            みんなが騒いでいる「音楽理論」って機能和声に基づいた事で実は覚える事そんなに多く無いよなぁって。 難解に感じる原因のひとつは「基本となる用語の定義があいまい」。 教える側で「ダイアトニックスケール」の定義を正しく言える人多分いないです。というのも、そもそもこの用語の定義が曖昧なのではという事が分かって来ました。 「2つのトニック」は諸説あるうちのひとつに過ぎません。 もう一つあるんだけど資料がどこかに行ってしまったので(笑)いずれここに加筆しますね。 それでもダイア

            ジャズが弾けるまでに幾つもある「壁」(雑文)

            ジャズが弾けるって大変だなぁって思います。 ・スウィングの壁 ・テンションの入ったコードを弾く壁 ・コピーしただけでは成立しない壁 ・何かにつけて自分で音符を選ばなければならない壁 ・クラシックほどではないにしても歴史の壁 ポップスと比べてもすぐこれくらい思い付きます。 僕がそこそこ弾けるからマウントをとってるわけではありません🙇‍♂️ というよりもだから…人前でちょっとやってみるだけでもかなり尊いです、、そういう事を伝えたくて。 この投稿は簡単に悪意のある読み方もで

            人生という壮大な暇つぶしのお供

            殆ど聴いてなかったベートーヴェンのピアノソナタを一気聴きできる動画が出て来て聴いてたらおすすめに出るわ出るわ!当分楽しめそうです。 ベートーヴェン ピアノソナタ全曲(32曲)譜面付き ヴィルヘルム・ケンプ Beethoven - 32 Piano Sonatas (complete) (Audio+Sheet) [Kempff] https://youtu.be/lML14o7C6r8 9時間58分58秒 ベートーヴェン ピアノソナタ全曲(32曲)ヴィルヘルム・バックハウ

            人との繋がりで広がる音楽

            18歳~二十歳くらいの人に最近言っている事 ・知らないミュージシャンの名前が出て来ても大丈夫。ジャズでも洋楽でもね。 ・音楽で人と繋がる中で自然と覚えて行ける。 ・「勉強」しなくていいから。そういうのは身に付きにくい。してもいいけど😊 ・「人との繋がり」で広がる音楽を大切にしてください。

            戸山高校ブラスバンド部のみなさんへ(お礼)

            春のコンサートで久し振りに僕が編曲した楽譜を使っていただきました。 練習にお邪魔して部員の皆さんに直接お話をとも思いましたが貴重な皆さんの時間は他に使っていただければと思いました。 noteで公開するような事ではないかもしれません。一般の方にも参考になればと思いこちらに記しますことをお許しください。 まずは久し振りに楽譜使用のお問い合わせを頂いたこと、とても嬉しかったです。ありがとうございます。 そして、コンサート終了後すぐにご報告のメールを頂いたことにも感謝です。戸

            僕より少し年上のおっさん世代に多そうな 「CDを不織布袋で保管」について

            なんでだか僕より少し年上のおっさん世代に多そうな 「CDを不織布袋で保管」 プラケはかさばるから処分 これアカンよ〜 きちんとした調査を見たわけではありませんが、これやってるかたがやはりと言いますか、古いCDの読み込みでエラーが頻発しているケースを見ました。 薄型のでいいから記録面が非接触になるケースに収納がおすすめです。 何ならスピンドルケースに重ねてもCD盤自体が記録面が非接触になるようにできてるのでこの方がマシです。探すの大変ですけど(笑) デザイン的

            どうやってジャズピアノが弾けるようになるのか(1)

            ジャズピアノの習得には様々な要素が絡み合っていて複合的です。そうは言っても何かからやるしか無いので☺それをどうするかはあなたのフィーリングにお任せします。この連載の順序でやる必要はありません。この連載も何かから書くしかないんです☺気になるトピックは実行してください! 【ピアノそのものの練習】その1 ■ハノンの第1部 ハノンは順番にやって行けば自然とピアノが弾ける手になるなぁと実感しています。よくできています。多少おかしな事があっても意外と大丈夫です(やらないよりはずっと

            トラウマ

            ずっと漠然と思っていることなんですが、私たちが何かにつけてアメリカのほうが優れていると手放しで感じるのは、まだまだ敗戦のトラウマに支配されているのでしょう、と見立てています。無意識なものも含みます。 僕は「日本人は」「日本は」という文脈はあまり信用していません。だいたいそういうのって個々のケースの話だし。中にはいいものもありますけどね☺ WBCはそのトラウマを少し溶かしてくれてよかったと思っています。

            イチョウ五重奏団のライブでした。

            数年から場合によっては10年以上前の編曲に手を加え続けていけるのって自分のプロジェクトならではだなぁってふと思いました。 これ完璧主義ではなく、むしろ「変化することが生きること」のような感覚です。 プロとは仕上げるスピードがあるということで、その速さが質を落とさずに出るのはその人が背負ってきた時間すべてが短い時間の中に織り込まれているからなのでしょう。 一方で、そういう価値基準ではない作品作りの在り方もいいものなのだなぁと思いました。作っていて、あ、もう今日はここまで!

            メトロノームあるないとかじゃなかった。そして手放すこと。

            1 脱力して発音したところがジャスト(もしくはみんなでシェアしてるタイム)になるようイメージしながら音楽を運んでいく…これすごいなぁ、、、 「脱力して動かした先が」というところが、積極的に何がしかのポイントを狙うのとは全く違う。奏法的な脱力だけでは駄目で、音の出るイメージを持って進めて行くことが大切です。 メトロノームあるないとかじゃなかった。 2 フレーズを弾こうとかジャズにしようとか思うとその瞬間ジャズじゃなくなっていく。あ、僕の場合です😊 ま、フレーズ弾くんで