見出し画像

移動ド…階名でうたったらダメらしい(階名で読むのは推奨)

「ラララ」でうたう。
僕の経験的にしっくり来るお話です。

実際に階名唱を使っていたり、教えていらっしゃるかたの異論反論も歓迎です。こういう話がありますけどどうお考えですか?という投稿です。

『移動ドのすすめ』東川清一著(1985) p.63より

トニック・ソルファ法では、生徒にいつも階名付きでうたわせてはいけないとされています。さもないと生徒は、【階名を発音することなしには音がとれない】という、いわゆる【階名の奴隷】になってしまうからである、といわれるのですが、私たちも、このことを忘れてはならないだろうと思います。ジョン・カーウェンは、生徒が階名唱によって音がとれるようになったら、すぐに、すべての音を「ラー」でうたう【ラー唱】(Laa-ing)に移るべきといいます。そして、このラー唱とは、【階名づけは頭のなかにとどめながら】、口ではラーを発音することにほかならないのであります。こうして、カーウェンがこのラー唱を、【階名唱と歌詞唱のあいだの中間段階】として位置付けている意味も、おわかりいただけるだろうと思います。

原文の傍点箇所を【】で記しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?