記事一覧
注意喚起を分かりやすく書く方法
文章は長いとそれだけで読まれない。読まれなければ意味がない。注意喚起の場合はなおさらだ。読者に伝わりやすく、簡潔に書くことが大切である。
注意喚起を分かりやすく書く方法が岩田一成『読み手に伝わる公用文』(大修館書店、2016年)に書いてあった。大変参考になるので紹介したい。
書き方はとても簡単だ。次の4点を簡潔に提示すればよい。
背景
問題点
提案
解決可能性
背景
まず、背景を説
城南宮の枝垂れ梅が素晴らしかった。
城南宮に梅を見に行った。京都に38年住んでいるが城南宮に行ったのは初めてだ。開園前に行ったのだが、入口前には既に長蛇の列ができていた。
梅の名所として知られるだけのことはあった。素晴らしかった。枝に咲いた花びらと散った花びらが相まった様子が美しい。
もう一つ素晴らしかったのが苔に落ちた椿の花だ。朝日の当たる様と調和して、幻想的な光景を呈していた。
生成AIによる大量偽情報が大混乱をもたらす。 - ユーラシア・グループが指摘する「2023年10大リスク」
イアン・ブレマー氏率いるユーラシア・グループが「2023年10大リスク:最も重要な地政学リスク・トップ10」(PDF)を公表した。この中のリスク No.3「大混乱生成兵器」が大変興味深い。興味深いだけでなく実に恐ろしい。要約してみた。
生成AIがもたらす大混乱リスク「大混乱生成兵器」とは飛躍的に進歩した生成AIのことだ。生成AIよって次のような事態がもたらされる。
コンテンツ作成が極めて容易に
賢人たるには学び続けること
『学問のすゝめ』といえば冒頭の「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり。」という一文が有名だ。誰でも知っている。しかし、この冒頭の一文は導入に過ぎない。この説の趣旨は引用した部分に表されている。『学問のすゝめ』というタイトルからして当然だ。
言われてみればもっともなことだと思う。だが年を取ると「学ぶ」を実行するのが思いのほか難しい。
一つに、頭が固くなる。自分にとってなじみのない概念
macOSでISO 8601準拠の日付フォーマットを簡単に入力する方法があった
手順1 システム環境設定で書式を設定する。
手順2 WordServiceをインストールする。
手順3 システム環境設定でサービスとキーボードショートカットの設定をする。
キーボードショートカット「⌘{」を使えば今日の日付を「yyyy-mm-dd」形式で入力できるようになった。
あとはiOSで簡単な方法があれば幸せになれるのだが、あるだろうか。ATOKを使うしかないか。
(参考)
sh
小室直樹の盲目的予定調和説が興味深い
小室直樹『危機の構造』が復刊されているのを偶然見付け、早速購入して読み始めた。この中で「盲目的予定調和説」が説明されている。
小室直樹によると、盲目的予定調和説とはエリート官僚、エリートビジネスマン、軍事エリートに共通に見られる精神で、日本全体をまっしぐらに破局へ向かって駆り立てる原動力だ。その具体的な思考と行動の原理は次のとおりである。
自分たちこそ自覚せるエリートであり、この点において自覚