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ハンターハンターは本質

ハンターハンターって漫画があります
僕はこの漫画が大好きでしてね

なんでこんなに惹かれるんかね
って考え続けてたりするんですが
その1つに
やはりハンターハンターには
人間の本質がよく登場すること
なんですよね

例えば

念能力っていう概念がでてきます

体から溢れ出す生命エネルギーが「オーラ」であり
そのオーラを自在に使いこなす力のことを
念能力と呼びます

僕らで言うとこの
ATPと呼ばれる人間のエネルギー源や
神経伝達物質やらっていう力を
自分達で操作できる力のようなモノ

で、その念能力ってのには
それぞれ特性があります

念能力の種類

オーラを
飛ばせる放出系
形を変えれる変化系
操れる操作系
などなど…

この念能力は
自分が選ぶのではなく
あらかじめ決まってるんです

我々で言う遺伝のように
先天的に決まってるんです

自分の念能力が分かる儀式

こんな感じで儀式をやれば
自分の念能力の特性が分かります

我々もここまで如実に分かると
面白そうです(笑)

ARTや建築のような空間把握系
スポーツや治安維持のような体力系
研究や科学者のような化学系
みたいに
自分の能力は何系なのか
っていう自覚が大事なんです

でね
ハンターハンターは
男が大好き少年ジャンプ系には珍しく

どの念能力が強い!最強!優れてる!

と、
すぐに強い弱いに
ならないところが好きなんです

たいがいは
化物級に強い敵ってのがいて
それをみんなで協力して
能力を足し算していって
そいつを倒す
でも、また更に強い敵が‥

みたいな世界線ですが
ハンターハンターの世界では
誰が最強とかではありません

それが分かる
クロロ・ルシルフルというキャラクターによる1言(セリフ)があります

能力には、それぞれ一長一短がある

この言葉!
最高にしびれます
ありふれたセリフのように聞こえるかもですが
この1言は
ハンターハンターの核心をついてます

クロロ・ルシルフルのセリフ

そう、
能力ってのは誰かと比べて強いとかじゃない

能力は
□良い悪いなんてのが存在しない
□何かを知る事が大事
□使う人間次第で変わる
□メリットデメリットが必ずある
□活かすも殺すも自分次第

って意味が包含されたセリフなのです💬

あぁ、
感動します……

このセリフを聞いた時に
作者の念能力ってのに
込められた意図を
少しだけ感じる事ができて
恍惚しました

我々も同じ

いつも僕の記事で言ってるように
我々は
自分は何の能力をもって産まれたか?
を知る旅をしてるんです

知識と経験値を重ね重ね重ねていけば
自分に備わった能力が少しづつわかってきます

小学校くらいからやってくる
様々な経験によって
少しづつ自分の能力に
気づいていくはず

人間関係
理数系 文系
スポーツ 格闘
図工 手芸
調理 動物

何に向いていて、
何に向いていないか

それに良し悪しはない

さかな君は
自分自身に魚への異常な愛を早々に自覚
そしてその能力をひたすらに鍛えた

ハンターハンターでも
あるキャラクター自身が
強化系の能力を希望するんですが
儀式をしてみたら具現化系やったという下りがあります

それでも無理して強化系のトレーニングをする事も可能です
自分の素質である具現化系を鍛えるのもありです
そう
やはり
自分次第なのです

それと同じ

プロサッカー選手になりたい子がいたとして
どう考えても運動神経のセンスがなく
どちらかと言えば化学数学が得意な理数系やとする

それでも
サッカー選手を目指すのも良かろう
が、
自分が元よりもって産まれた才の理数系を鍛えるのも良かろう

それは
その者が決めること…

自分で責任をもって
選ぶ

他人に頼るな
自分で決断せよ

むしろ
サッカー選手を目指しながら
理数系を鍛える事もよかろう

どちらも選ばず
農耕に従事するという
自分にとって
向いてもない
向かなくもない
という世界を選ぶのもよかろう

ただ
あらかじめ
我々には
遺伝より授かる能力ってのが
あらかじめ決まってる

ハンターハンターの念能力のように

その能力に良し悪しはない
全ては一長一短なのです

つまり
その者の使い方次第

あなた次第

ハンターハンターは
最高の漫画

ぜひ
読んでない方は
一読してみてください

ハンターハンターは
漫画としてではなく
哲学書として
読んでほしいくらいです(⁠ ⁠՞⁠ਊ⁠ ⁠՞⁠









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