記事一覧
「祭り」に集う人々を書きたい
今朝もバスから見える長良川を、スマホを窓に押し当てて撮った。
長良橋を渡る間の数秒、毎日のように見る景色なのに見飽きることなんてない。
こんにちは。こんばんは。
「こよみのよぶね」noteを書いているライターの小笠原ゆきです。
岐阜市で生まれ育ちました。
この記事は少し個人的な内容も含まれますが、本でいうところの「はじめに」になるかと思います。読んでいただけたら嬉しいです。
わたしにとっての長
一緒に大海を旅する「3.11」~「浜辺の料理宿 宝来館」女将・岩崎昭子さん~
「とうほくのこよみのよぶね」が釜石市の鵜住居町で今年も開催された。
岐阜市で冬至の夜に開催される「こよみのよぶね」。その制作リーダーが東日本大震災の復興支援にあたっていたことがきっかけで始まったのが「とうほくのこよみのよぶね」だ。「3.11」の数字の行灯を竹と和紙で作り、舟形のフロートに乗せ海に浮かべる。
会場は「浜辺の料理宿 宝来館」の目の前にある根浜海岸。
震災時は津波が襲い、裏山に逃げる人た
とうほくのこよみのよぶね2024の記録
岐阜市で2006年に始まり、毎年冬至の日に開催されている「こよみのよぶね」。竹と和紙で作った1月から12月の数字の行灯を船に乗せ、長良川に流し過ぎゆく一年に思いをはせるアートプロジェクトです。
「こよみのよぶね」2011年のリーダーを務めた庭師の古川乾提(ふるかわけんじ)さんは全国の庭師のネットワーク「庭JAPAN」の仲間たちと石巻で東日本大震災の復興支援にあたっていました。
「東北の人たちが
30年の思いと感謝をこめて 3月行灯制作チーム「いぶき」
いぶき福祉会はどんな障害のある方も、生き生きと暮らしていける地域社会の実現を目指す基本理念のもと、岐阜市で障害のある仲間たちとともにお菓子や農作物、染め物や紙などをつくって楽しく活動しています。
来年いぶき福祉会が法人設立30周年という節目であり、「3」をつくりながら集うことや振り返ることができたらいいなという思いで「こよみのよぶね」に参加を決めました。
みんなでデザインを検討するなかで、30年
2023年「こよみのよぶね」行灯制作チームを紹介します!
2023年の「こよみのよぶね」、1月から12月までの数字行灯制作チームと干支行灯制作チーム、計13チームを紹介します
1月 いわのだきた
今年も「こよみのよぶね」愛があふれるチーム「いわのだきた」です。
チームよりひとこと↓
チームのことが分かる昨年の記事はこちら↓
2月 長良川もてなし隊
今年で12回目の参加になる「長良川もてなし隊」。毎年2月の行灯を制作しています。
チームよりひ
違いを楽しみ認め合う、日本とベトナムの合同チーム! 5月行灯制作チーム「大平工業株式会社」
安八町にある大平工業は、住居や商業施設などの暮らしには欠かせない建物の骨組を加工している会社です。
会社の社会貢献の一環として商工会青年部で地域のイベントなどに協力してきました。今回「こよみのよぶね」が会社単位で初めての地域活動の機会になります。
会社にはベトナムの方々も在籍しています。日本に来たもののコロナ禍で日本の文化に触れる機会もなく、地域の方々と交流することも制限されていました。
行動
地域を見守る舟伏山、地域で見守る日野 4月行灯制作チーム「チーム日野」
長良川左岸堤防の近くにある岐阜市立日野小学校。日野小学校の体育館で4月行灯を制作するのが「チーム日野」です。
コロナ禍で地域の行事の中止が相次ぎ、子どもたちの楽しみもご近所さん同士、特に世代をこえた交流が少なくなりました。
そんなある日、チーム代表のひださんが見た光景が「こよみのよぶね」の参加に繋がったそう。
「ご近所のおばあちゃんたち数人が50代の男性を囲んで『あんた小さい頃から知っとるけど
竹(TAKE)にまつわることならば! 8月行灯制作チーム「TAKE it's easy project」
TAKE it's easy projectは、山県市を拠点に竹林整備をきっかけに里山の環境改善や竹の活用、農作物の栽培、拠点の整備など竹から地域や資源を考えるプロジェクトです。
今回「こよみのよぶね」の開催概要、岐阜の竹や和紙を使っていることが普段の活動と共感するところがあり参加を決めました。
竹にまつわる活動には参加したい! 竹に対する熱い想いをもって制作します。
制作の主要メンバーは3人
「苔のむすまで」平和で繁栄することを願って 9月行灯制作チーム「春日こけむす会」
揖斐川町春日は「さざれ石」があり、『君が代』発祥の地とされているとご存じですか?
茶畑が広がる美しい景色は「日本のマチュピチュ」とも呼ばれるほど。
そんな魅力いっぱいの春日を知ってもらいたい、地域の仲間たちと春日を盛り上げたい! と8年ぶりに「こよみのよぶね」に参加を決め、チーム名を「春日こけむす会」と名付けました。
今回制作する9月行灯のデザインもさざれ石をイメージし、細かく小さな「さざれ石」
今年は12月22日 18回目の「こよみのよぶね」開催!
12月とは思えない気温の日曜日、今日は岐阜のあちらこちらで「こよみのよぶね」の数字行灯が制作されています。
こんにちは。
今年も冬至の日、12月22日に「こよみのよぶね」が開催されます。
ご無沙汰しております。
「こよみのよぶね」が大好きなライター、小笠原ゆきです。
今年も岐阜市、長良川で開催されるお祭りの様子をお届けしたい!
なのですが、私事ではございますが、訳あって現在東京在住。
制作現場
一度やってみたかったの! 8月行灯制作チーム「スマイルファン/岐阜ハウジングギャラリー」
岐阜ハウジングギャラリー県庁前展示場では誰もが「こよみのよぶね」に参加できるよう制作イベントを開催してくださいました。
親子連れから83歳の方まで、老若男女200名ほどが集まり色塗りや和紙貼りをしてくれます。
デザインは今年の干支の寅と来年の兎。形はシンプルな「8」にしました。
骨組みは竹を使い怪我をする危険もあるため、いつもイベントを手伝ってくださっている方々が担当しました。
作り方の説
菜の花の花びらは4つだよ 4月行灯制作チーム「あいぎふ自由学校」
みなさんは菜の花の花びらが4枚だってこと知っていましたか?
共育オアシスあいぎふ自由学校に通うのは、不登校経験がある小中学生や、学校の方針やカリキュラムが合わないお子さんたちです。
親御さんたちへの勉強会も行っています。
今回が2回目の参加となるあいぎふ自由学校。「4」を作ることになりました。
子どもたちに春のイメージを聞くと「菜の花」と答えてくれたそう。そこから菜の花と新緑をデザインに取り入
12月行灯制作チーム「ボーイスカウト尾張西地区ローバース〔軌跡〕」
ボーイスカウトと聞くと、制服を着ている子どもたちが思い浮かぶのではないでしょうか。
ボーイスカウトには年代別で5つの部門があり、18歳以上25歳以下の青年を対象としているのがローバースカウトです。
今回初参加となるボーイスカウト尾張西地区ローバース「軌跡」は稲沢市、一宮市の青年スカウトさんたちです。
今年の制作リーダーがこの団に所属しています。
今回のデザインは、活動地域の稲沢市、一宮市と言え
見ている人に幸せを 11月行灯制作チーム「中部学院大学 インクルーシブアート研究会」
11月の行灯を制作するのは、今回初参加となる中部学院大学インクルーシブアート研究会のみなさんです。
インクルーシブアートとは? 直訳すると「包括的芸術」。
障がいのあるなし、年齢、性別、国籍などに関わらず、誰もが参加できる芸術活動のことだそうです。
こよみのよぶねもインクルーシブアートと呼べそうです。
こちらの研究会の顧問は中部学院大学 人間福祉学部 人間福祉学科 准教授の水野友有先生。
水野