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【ニュース記事紹介】今後5年間のビジネスに必要なデジタルスキルとは

本日も気になったIT・ビジネス関連のニュース記事をご紹介いたします。2022/2/13更新

ニュース記事は好評で、PVもスキの数も多いので積極的に発信しています。今回はITmediaの「今後5年間のビジネスに必要なデジタルスキルを「備えられていない」は7割超え 求められるスキルと対策とは」です。(2/10の記事)

タイトルの”デジタルスキル”の示すものは人によって異なります。実際、このニュースの中だけをみても結構いろいろな領域にまたがるなと考えさせられました。1つの分野だけでなく広く知識として押さえておくと自身の業務で活用できる場面もあるのではないでしょうか。

セールスフォース社のデジタルスキル調査結果

まとめると以下です。

①結論
世界的にビジネスに必要なデジタルスキルを高めるための早急な対策が必要である。

②必要なスキルとは
今回の調査では、世界の企業で今後5年間でビジネスで必要とされる5つの主要なデジタルスキルは
1)コラボレーションスキル
2)デジタルなアドミニストレーション業務スキル
3)暗号化&サイバーセキュリティスキル
4)電子商取引スキル
5)プロジェクト管理スキル

③調査の詳細
・回答者の約70%が「現在、ビジネスで必要なデジタルスキルが備わっていない」と感じている。
・回答者の約80%が「今後5年間に新しいスキルの習得を計画」する一方で、「現在、デジタルスキルの学習やトレーニングプログラムに積極的に参加している」のは28%にとどまる

記事について気になった点

1.ビジネス競争力の確保する好機

セールスフォースは「デジタルスキルのギャップは、企業にとって課題であると同時に、デジタル人材育成によってビジネスの競争力を確保する好機でもある」と述べているようです。

しかし、今はデジタル人材はどこでも欲されると思いますので、好機は既に逸している気がします(実際弊社でもIT人材の新卒を獲得するために必死です)。

これからは人材獲得はもちろんですが、どうやって育成していくのか??というところも重要な課題になります。ただ、「企業がデジタル人材を育成&獲得したい」という意味では、就活生やITスキルコーチングの企業にとっての好機であることは間違いないですね。

2.日本で最も重要だと考えられるデジタルスキル

他の国で考えられている重要スキルと重複がありますね。国を跨って同じようなスキルを抱えている(=同じような課題にぶつかっている&今後見据えている)状況なことが伝わります。

1)暗号化&サイバーセキュリティスキル
2)コラボレーションスキル
3)データサイエンス・データベース管理と分析スキル
…データ収集、データ処理、データベース管理と分析スキル
4)プロジェクト管理スキル
…カスタマーサクセスの工数設定や指標を追跡管理するスキル

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個人的には「3)データサイエンス・データベース管理と分析スキル」が入っていると日本ではしばらく飯を食べていくタネには困らなそうだなと思いました。

ただ、これがいつまでも続くとは限りませんので、引き続きどこでも通用&必要とされるようなスキルの習得は続けていきたいと思います。「デジタルスキルの学習やトレーニングプログラムに積極的に参加していない(72%)」の方々とは今のうちに差別化しておかないと、と改めて身を引き締めるような記事でした。

以上です。

<元記事>

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