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【思考過程図】図で考える習慣ー抽象化思考のレッスンー【ビジネス書の感想・要約ブログ】

この記事は4分で読めます。📚 2022/1/31更新

今回の記事も自身のアウトプットという目的でのnoteです。

新入社員時から180冊読んできた中から、メモをぱらぱら見返しながら書籍の紹介記事を書いてまいります。最近も読書が増えています。

本日は最近KindleLimitedで無料だったので読んだ「図で考える習慣ー抽象化思考のレッスンー」です。考えることに対して1つのアプローチとして”図を書いて考える”ことを推奨する書籍です。必ず図絵を描けというわけではないのですが、かなり汎用的な手法だと私も思っているのでご紹介します。

<こんな人におすすめ>
・よく考える、深く考えるとは?と悩んでしまう人
・考える力をつけたい人
・考えるヒントを得たい人
・図の考え方、実践事例を知りたい人

個人的評価:☆☆☆☆☆
amazon:ベストセラー1位 - カテゴリ ビジネス教育

なぜ頭のいい人は図を描いて考えるのか?
MBA/Ph.D×外資系コンサル×大学教授として
ビジネスの最前線で30年考え続けてきた著者が
誰でもできる「深く考える」メソッドを体系化!

2022/1時点でAmazon Kindle Unlimitedで無料閲覧できます。

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1.まとめ

「図で書くこと」の意味は、頭の中のモヤモヤを紙面に落とし、議論できる状態にすること。そこから、物事を抽象化できるこで力を発揮する。このアプローチはAIにはできず人間にしかできないことであり様々な場面で役に立つ。(打合せ、レポート、プレゼン、課題の進め方、etc.)

ポイントは、
・余計な情報がそぎ落とされ、重要な点だけ残る
・俯瞰して、広い目で物事を捉え直すことができる。
・新しい着想を得ることに力を注ぐことができる。
・アイディアを追加し、視野を広く・深くすることに注力できる。

図の例を2つほど記載しましたが、文字が少なくても伝えたいことが直感的に相手に伝わることが重要です。構造やプロセスの流れを示していることがわざわざ文字にしなくても伝わりそうです。

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2.全体の感想

コンサル出身の方が著した本ということでよくピラミッドストラクチャーの紹介はありがちですが、そこには拘らず大きく「図を書くこと」のススメとしているのは良かったです。

本書は前半で「なぜ図で考えることが重要か?」を説明しており、後半の実践事例はすいすい読み進めてよいところかと思います。いくつかの事例を見ればどう描けばよいかはすぐ身につくかと。

また、ピラミッドストラクチャーだけに特化した内容はやはりこちらの書籍にお任せ化と思います。コンサルの教科書的存在かと思いますので。

田の字(2軸×2軸)、ピラミッド、矢バネ(横チャート)は、普段業務をしていて当たり前のように使いますが、それはやはり社会人になり諸先輩方から「図を書くこと」を自然と吸収してきたらからかと思います。

あと、注意書きにもありましたがやはり「パワーポイントでの作図はだめ」というのは賛成ですね。パワポの図形作成で時間も思考も費やしてしまいます。まずモヤモヤを描くのは紙で、最終的な形ならパワポに落とすのが良いかもしれません。ただ、綺麗に整理された図ならば写真を表示するだけでもコミュニケーションの材料に十分だと思います。

3.まとめ(再掲)

「図で書くこと」の意味は、頭の中のモヤモヤを紙面に落とし、議論できる状態にすること。そこから、物事を抽象化できるこで力を発揮する。このアプローチはAIにはできず人間にしかできないことであり様々な場面で役に立つ。(打合せ、レポート、プレゼン、課題の進め方、etc.)

ポイントは、
・余計な情報がそぎ落とされ、重要な点だけ残る
・俯瞰して、広い目で物事を捉え直すことができる。
・新しい着想を得ることに力を注ぐことができる。
・アイディアを追加し、視野を広く・深くすることに注力できる。

まずは図で書くことで自分の思考を整理することは大いに仕事で役立ちます。ご覧になってみてください。

Amazon Kindle Unlimitedで無料で閲覧できます。

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以上


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