不登校とご飯
毎回作るのしんどい!
不登校と言うことは
朝も昼も夜も家にいるということ。
ずっと家でご飯を食べると言うこと‼️
(もちろん出かける人もいるでしょうが)
夏休み
小学生の多くの親は思うわけです。
『ずっと献立のこと考えてる生活はもう嫌だ!』
これが不登校の家では
エンドレスで起こっているわけです。
「でもインスタントだったら栄養が…」
「塩分とか添加物で自律神経が乱れたら…」
「親として失格なんじゃないか…」
こんな恐れがしょっちゅう
でてくるわけです。
しんどいに決まってます。
過干渉だと思われてるかも
子どもはご飯のことをどう思ってるかと言うと
(あくまで僕の主観ですが)
『なんでもいい』
こんなもんです。
確かに栄養取れた
おいしい手料理は嬉しいです。
でも「ほっといてくれ」
こんな気持ちも湧いてきます。
不登校って本人からすると
精一杯のメッセージだったりします。
「もっと自由に生きたい」
「勉強より大事なものがあるでしょ」
「お母さんお父さんももっと楽に生きたら良い」
こんな事を無意識に伝えようと
してるのかも知れません。
体もだけど心の健康も大事
栄養バランス。
もちろんとっても大事。
でも同じくらい大事なのが
心の健康ですよね。
不登校って
ただでさえ世間的に印象良くない。
自分を否定してしまいがち。
だから心のケアが大事なのは言うまでもない。
『わかってるけどどうしたらいい?』
『私にそんな余裕がない!』
こんな方も
たくさんいると思います。
どうすればいいのか。
それはですね。
『何もしない』
これがとっても大事です。
任せることが自立を促す
どう言うことかと言うと
例えばお昼ご飯を任せてしまう。
インスタントでも
卵かけご飯でも
残り物のチンご飯でも
なんでもいいから
”自分で用意してもらう”。
ちなみに一緒に
食べたりもしません。
自分のタイミングで
勝手に食べてもらう。
可能ならお昼ご飯どき
親はお出かけしちゃうのも大いにありです。
(もちろん安全面OKの場合ですが)
ポイントは
”任せ切る”こと。
栄養なくても
散らかってても
失敗しても
とにかく口を出さないこと。
”不登校”って
自立の始まりだと思うんです。
大きな決断を
自分の力でしたわけです。
それが体の不調によるものでも
心の不調によるものでも
不調になることで
精一杯自己主張したわけです。
だから子どもを
”大人扱い”する機会を
子どもは求めています。
”大人扱い”とは
尊重することです。
”自由”と”責任”を
与えることです。
こうやって
何かを任されることで
”自立心”は生まれます。
”自立”するからこそ
”自律”の難しさや大切さを知るわけです。
”はじめてのおつかい”
いかがだったでしょうか?
もちろん任せることは思い切りが必要だし
文句を言わない我慢強さが必要です。
(きっとすごく口を出したくなります…笑)
でも人生という長いスパンで考えたら
この経験はきっと良いんだろうなと
思いませんか?
あなたがあなたの親から任されたこと。
例えばおつかいを頼まれたこと。
その時のワクワクと不安な気持ちを
ぜひお子さんに味わわせてあげてください。
もしかしたら自分でチャーハンくらい
作れるようになるかも知れませんよ♪
せっかくの不登校時代ですから
その時にしか出来ない事もきっとあります。
ぜひ挑戦してみてくださいね😊
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