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産休13週目の所感

ここで、育児インターバル(帰省中)。

わが子はソフトクリームメーカー

こんなことは誰も想像していなかった。
だけど、そうとしか言いようがない。

うんちのおむつを替えていたら、ベビーのお尻の穴から新しいうんちがにゅるにゅるんっと絞り出されてきた。硬さも太さもちょうどソフトクリームくらい。色は健康なマスタード色。かぼちゃソフトってところかな。匂いは間違いなくうんちだった。

おむつの上にソフトクリーム風のうんちがこんもり。
さっき拭いたばかりのお尻をもう一度おしりふきで拭いたら、また次なるうんちがにゅるにゅるんっ。太っ腹なソフトクリーム屋さんだな……。
さすがにおむつ1枚では受けきれなくなってしまったので、未使用のおむつを1枚犠牲にした。

昨日一日うんちが出なくて心配していたのだけど、二日分出たようなので安心した。ソフトクリームうんち、かなりインパクトがある。

まつパで爆睡をキメる

帰省を前に、まつ毛パーマをしに行った。前回が9月だったので2か月ぶり。いつもの担当の人と予定が合わなくて、別の人だった。出産を楽しみにしてくれていたので報告したかったのだが、残念。

いつもとは違う人の施術で、いつもと同じコースをお願いする。
目を閉じて、あっという間に睡魔に負けた。次に気がついたときには今自分がどれくらい寝ていたのか全然見当がつかなくて焦った(施術終わって声を掛けたのに起きてこない迷惑な客になっていたらどうしよう)。どうやらまだ目を閉じていてよさそうな雰囲気を感じ取ったので、とりあえず開いた口をそっと閉じておいた。

「終わりましたよ」と言われて、ほっとして起床。
鏡の中に元気に上を向いているまつ毛たちを認めて、テンションが上がる。寝起きだけど。

帰省

数日前から実家に帰っている。父と母が交互に仕事の休みを取ってくれて、甲斐甲斐しくベビーの世話を焼いてくれている。泣けば抱き、唸れば腹をさすって(便秘を)心配し、風呂に入れてくれる。わたしがケーキを食べている間抱いていてくれるし、風呂に入っている間あやしていてくれる。わたしが抱いたら「うれしそうにしてるね」、泣き止めば「ママがいいんだねえ」と褒めてくれる(※ベビーがママを求めているからやっぱりママがやって、の意ではない。念のため)。最高か。

わたしの主な役割はもはや授乳だけ。おかげでとても穏やかな気持ちで過ごせた。

祖父母(ベビーにとっては曾祖父母)も会いに来てくれて、抱っこしてかわいがってくれた。高校時代の友人にも会いに行って、友人と友人の母にも抱っこしてもらった。たくさんの人に温かい手で包みこんでもらって、そのぬくもりを感じて大きく育ってくれたらいいな。

実は今もまだ信じられない

いまだに信じられない
信じられない話かもしれないけど、わたしはいまだにベビーが生まれた事実に対して信じられない気持ちを抱く瞬間がある。
トラウマ級の陣痛室での孤独な戦いを経て、分娩台で喉を痛めるほどいきんで、助産師さんに取り上げられた瞬間のことは確かに覚えている。だけど、今目の前にこの子が存在しているということが、時々信じられないのだ。そして何度でも、「すごいなあ、生まれたんだなあ」とじわじわくる。愛おしいってこういうことかな。いつまでこの感覚が続くんだろうか。

産休8週目の所感|コツメ

産休8週目(生後1週ぐらい)の頃にこう書いた。1か月経ったけど、いまだにふとこの感覚に襲われる。スースーと隣で寝息を立てているベビーを眺めているときや、夫の大きな手に支えられてゲップを催しているときに(ベビーの小ささが際立つ)、ふと。
身長が約5センチ、体重が約1.5キロ増えて、生まれてきたときよりどんどん大きくなってきている。「もうお腹に入らないな」なんて思いつつ、目の前に小さな生き物がいる奇跡に毎日感動している。すごいなあ。


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