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産休11週目の所感

自分の爪を定期的に切るのですら億劫なのに、ウサギ(1か月に一度)に加えてベビー(数日に一度)も。切る爪が増えて(20本+18本+20本)、難易度も上がっている。

育児ハックは試してみる

おくるみで手足と体をキュッと包んであげると、子宮の中の感覚と近くなってベビーが安心するよって教わった。お雛巻きである。
しかし言うは易しで、これがなかなか難しい。ジタバタするベビーの手足を捉えておくのも難しいし、いい塩梅にキュッとするのも難しい。結局途中で大泣きされて断念するか、包んだそばから解かれるかといった感じで、くるまれて安心してスヤスヤする完成形に一向に到達しないのだ。

コニーの方は、最初の数日間は苦戦したけれど、段々手際がよくなって使えるようになってきた。コツを掴んだというか、慣れた。このぐらい力を加えても大丈夫という感覚がわかった感じ。お雛巻きもきっと同じなんだろうけれど、びびっちゃってダメなんだな。

抱っこ紐を使えるようになると、格段にQOLが上がる。QOLっていうかもはやADL。
両手が空くから料理もできるし、一緒に移動できるから買い物にも行ける。すばらしい。
はりきって久々に白菜のコールスロー(産前料理にハマっていたときにヘビロテしていたメニュー)を作った。

新生児卒業

新生児とは、生後28日までの人をそう呼ぶ。そしてわが家のベビーはついに、もはや新生児ではなくなってしまった。今やただの乳児である。

まだオムツは新生児用を使っているけど。
1か月検診は来週だけど。

新生児だった昨日までと何が違うって何も違わないのだけど、あのふにゃふにゃの生まれたてとは全然違う。
体重は1キロ以上増えたし、目を開けている時間も増えたし、泣き声も力強くなった。沐浴じゃなくて湯船に浸かっているし、一度に飲むミルクの量は初めて飲んだときの12倍だ。

ただの乳児になったベビーは、これから首が据わって寝返りを打って、ハイハイをしはじめるだろう。あーうーと言い出して、そのうちペラペラ喋り出すだろう。

ベビー、新生児卒業おめでとう。

内祝い選び

やらなきゃなって思い立ったのが週の始めで、「あ、やってない」って思い出したのが今。

お宮参り

そろそろだなって思い立ったのが週の始めで、以下略。

授乳中の横顔

これがめちゃくちゃかわいい。
何もしてなくてもかわいいんだけど、わたしの胸元で懸命に顎を動かしておっぱいに吸いついている姿がほんとうにかわいい。健気な横顔。
目が開いているときも、閉じているときもあって、どっちもかわいい。このかわいさを毎日至近距離で眺めていられるのはおっぱいの所有者の特権だと思う。存分に楽しませてもらおう。
夫よ、ごめんな。

授乳中には時々アクシデントも起きる。

家を開くことと閉ざすこと

先週は、メンタルがちょっときつかった。

手伝いに来てくれた友人とベビーと3人で過ごした時間が、すごく息苦しかった。振り返ってみたらそれは、わたしなりのやり方をぜんぶ否定されたように感じたからだった。
産院で怒涛の勢いで覚えて、ぎこちないながらも数週間やってきた育児の一つひとつを、「なぜそうやっているの?」「こうしたほうがいい」って覆されて、ジワジワと無力感に襲われて涙が出た。

今週も同じ友人に来てもらったけど、とても心穏やかに過ごせた(慣れた)。でも別の知人にも新たに来てもらったら、またちょっとザワザワした。
要するに、他者との距離感がバグっちゃって心が掻き乱されているんだ。

手伝いに来てくれた友人・知人はお客さんではないので、わが家のキッチンにも立つし、ベビーが一日の大半を過ごす寝室にも出入りする。家の隅々まで見られて、物理的にプライバシーもへったくれもない状態だから、心理的にもなんだかすごく侵入されている感覚になってしまう。
そういうのが全然気にならない人もいるんだろう。でもわたしは気になってしまう人だ。

とはいえ、お手伝いなしにぜんぶ一人で抱え込んでしまうのはきっとしんどい。家を開いて助けを得るか、家を閉ざして心地よさを守るかはトレードオフなのかもしれないけれど、どこかに折り合いのつけられるいい塩梅を見つけたいな。
してほしくないことはハッキリ嫌と言うとか、してほしいことを明確に伝えるとか。

そう考えると案外コミュニケーションの初歩的なことをなおざりにしていたと気づく。なんか、いいトレーニングになりそう。


👇これまでの記録


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