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猿田彦神の末裔神登場!元伊勢一〇三 神話は今も生きていることの葉綴り四三三

2日連続「一粒万倍日」と八日「お薬師さまのご縁日」

こんばんは。週末金曜日の夜、いかがお過ごしですか?
今日は朝からお仕事で、夜も深くなって「ことの葉綴り」のひとときです。
今日も、「一粒万倍日」+「母倉日」+「神吉日」の吉日でした。
ご紹介が遅くなってすいません!!
明日、八日の土曜日も「一粒万倍日」+「大安」の吉日
そして毎月八日は、「薬師如来」さまの御縁日
神社やお寺参りにいいですよ。

今夜は早速、神話の物語に入りますね。
※これまでの神代~14の神話の物語(1~367回まで)のまとめはこちらです。お好きな神様の物語をご覧になってください。新たに「元伊勢 倭姫命さま 前編」の物語もマガジンに「まとめ」ました。


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奈尾之根宮(なおしねのみや)の出会い

倭姫命(やまとひめのみこと)さまが、皇祖神の天照大御神さまを伊勢の神宮にお祀りするまでの「元伊勢」の物語。
三十年以上の歳月をかけて、伊勢の国の「奈尾之根宮(なおしねのみや)」にお出ましになられました。

そこに、穀物守護の神の大歳神さまはじめ、山、川、水の神さまがお集まりになられて、倭姫命さまに、ご馳走をふるまわれました。

すると、このときに、猿田彦神(さるたひこのかみ)の末である、宇治土公(うじのつちきみ)の祖先となる大田命(おおたのみこと)が、参上してきて、倭姫命さまにお会い申し上げたのです。

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天孫降臨の啓行(みちひらき)の神、猿田彦神

この「猿田彦神(さるたひこのかみ)」覚えていますか?
天照大御神さまの孫神の邇邇芸命(ににぎのみこと・瓊瓊杵尊)さまが、高天原から降臨されるとき、天の八衢(あめのやちまた)という分かれ道で、お迎えになり、地上へと啓行(みちひらき)道案内をなさった神さま。そこから「みちひらきの神」として有名なのです。


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伊勢は、猿田彦神の故郷!

猿田彦神(さるたひこのかみ)は、その時出逢った、天宇受賣神(あめのうずめのみこと)と結ばれて、やがて故郷の伊勢の国の「狭長田(さながた)五十鈴の川上」へと、ご一緒に戻ってこられて、この地をはじめ全国の開拓にあたられたのです。


そして、この猿田彦神の子孫の大田命(おおたのみこと)さまが、奈尾之根宮(なおしねのみや)で、倭姫命さまにお会いになられたのです!!
この大田命は、宇治土公家(うじのつちのきみけ)の祖先となられます。そして宇治土公家は、伊勢の神宮の近くにご鎮座される「猿田彦神社」の宮司さまを代々務められているのです!

まさに、神話は今も生きている!!! です
そして、いよいよ、物語も大詰めにきている感じがします。
続きは、また次回に!
今夜はこれで失礼します。
楽しい週末をお過ごしくださいね。

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―次回へ。

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