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宮川の守護神月読尊御魂を祀る「川原神社」さん ことの葉綴り 九三六回
秋分の日+大安+一粒万倍日の吉祥日!
おはようございます。台風がまた近づいていますね。
九月二十三日(金)秋分の日。二十四節気の季節の節目! 秋のお彼岸の中日。ご先祖様に手を合わせたいですね。暦も、六曜は「大安」万事によしの大吉日。結婚式、引越し、旅、建築、すべてよし!
十二直は、物事を突破する「破」誰かを説得したいときによし。二十八宿は「亢」結納や婚礼、種まきに吉。お買い物もいい日。
そして、一粒の種が万倍の稲穂に実るという大吉日の「一粒万倍日」。さらにご神事、お参り、ご先祖供養によしの「神吉日」です。
運気もすごくよいですね。お墓参り、神社へのお参りいかがですか? お天気は心配ですが、楽しい連休をお過ごしくださいね。
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倭姫命さまのご巡幸 伊勢市編「川原神社」さん
今回も、今から二千年前、伊勢の神宮に天照大御神さまをお祀りされた、倭姫命さまの「ご巡幸地」巡りのご紹介です。
前回、ご紹介した、伊勢の神宮の御園をお守りする神、曾奈比古命さまをお祀りする「園相神社」さん。
そこから、約2キロ、宮川を少し下ったところにご鎮座する「川原神社」さん。
『倭姫命世記』によると
美しい小さな野「目弖野」、円らかな小山「目「都不良(つぶら)」(津村町)と名付けられたところから、倭姫命さまが、さらに進んでいかれると、のどかな沢に通じている道「沢道野」で出会われます。
こちらを「沢道の小野」と、名付けられました。
この物語はこちらをご覧ください。
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大若子命の出迎え
この時、倭姫命さまのご巡幸に、“片腕”のようにお仕えする大若子命が、宮川を下流から御船にのり、倭姫命さまをお迎えにあがったのです。
これまで、“相棒”と離れて、瀧原から南伊勢の険しい山を、歩んでこられて(その山中で、休まれた岩や、清水を飲まれた伝承地も、以前ご紹介しました)。体力的にも精神的にも、ご巡幸の中でも、かなり厳しい行程だったように思います。
信頼する“相棒”の出迎えに、どれほど、ホっとされただろうと思います。
この、のどかな沢に通じる道「沢道の小野」と、名付けられ、大若子命が、お迎えにきたところにご鎮座するのが伊勢市佐橋町の「川原神社」さんです。
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宮川を守る月読尊御魂さま
佐八とかいて「そうち」と読みますが、もともと倭姫命さまが「沢道の小野」と名付けらられたように、沢地だったそうです。
こんもりとした林の参道を進むと、静けさに包まれてご神域です。清らかで質素なご本殿にお参りします。
伊勢の神宮の内宮こと皇大神宮の摂社になります。
ご祭神は、月読尊御魂(つきよみのいことのみたま)さまで、宮川の守護神さま。
なぜ、川の守護神に、天照大御神さまのご兄弟の月の神さま? と思いません?
月の満ち欠けは、海や川の水の干満と密接にかかわっていますよね。そこで月読神さまは、川や水の神さまとしてお祀りされているそうです。
きっと、宮川もすぐ近くにあるはず……と、境内の奥に進んでみると、宮川の支流が流れていましたよ~。
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ここから、倭姫命さまは、お迎えにきた大若子命から、「五十鈴川の川上によい御宮処がございます」と、報告を受けて、共に、御船で、宮川を下っていかれたのです。
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―続く
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