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初の兄弟継承 歯の神さま反正天皇一 神話は今も生きている ことの葉綴り七二六

いのちを感じる朝

おはようございます。昨日の天皇誕生日、神社にお参りしてきました。雲一つない青天で、気持ちよかったです。
鎮守の杜を歩いていると、あちこちから、いろいろな小鳥の囀りが聞こえてきて、小さな小鳥さんたちの“いのち”を感じて、風が吹き葉がざわめく音に耳を澄ましてと、朝日も美しく、幸せな気持ちになりました。皆さん、いつも「ことの葉綴り」お越しいただき、ありがとうございます!今日も皆さんにとり佳日でありますように!

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さて、二月二十四日(木)の暦は、六曜は「赤口しゃっこう」で、昼前後の正午が吉。十二直は、「やぶる」物事を突破する日。人を説得するのにいい日。二十八宿は「けい」で、祭祀、お参り、婚礼、建築、旅行、植木の植え替えに吉。
そして、ご神事、祭祀、お参りに関する吉日の「神吉日」です。
<神話の物語マガジン>
最新マガジンは「仁徳天皇さまの物語」です。宜しくお願いします。

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兄弟の初の皇位継承!第十八代反正はんせい天皇

第十七代履中りちゅう天皇さまが崩御された後、皇位を継承されたのは、あの、三男坊の弟の水齒別命みづほわけのみことさまでした。

父で、第十六代の仁徳天皇さまと、皇后石之日賣命いはのひめのみことさまには、次の四柱の皇子がいらっしゃいました。

一、大江おほえ伊邪本和氣命いざほわけのみこと
こちらは、第十七代履中りちゅう天皇さま。

二、墨江すみのえ中津王なかつみこ
兄の天皇の即位に反対をして、謀叛を起こしたことで、三男の水齒別命みづほわけのみことに、命を奪われました。

三、たぢひ水齒別命みづほわけのみこと
そうです。長男の履中りちゅう天皇さまに、「邪き心はない」と証明するために、謀叛者となった次男、墨江すみのえ中津王なかつみこを討ち取りました。
そして履中りちゅう天皇さまが身罷られると、皇位を受け継ぎ即位されました。

これまでで、初めての兄から弟への皇位継承となりました。


四、男淺津間若子宿禰命をあさづまわくごのすくねのみこと
末っ子の皇子です。こちらもまたのちほど登場されますよ。

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歯の神さま水齒別命《みづほわけのみこと》さま

仁徳天皇さまの第三皇子、たぢひ水齒別命みづほわけのみことさまが、兄のあとをついで、十八代、反正はんせい天皇にご即位されました。

神代の物語から、じょじょに人の世へとうつりかわってきています。
そして、兄弟間での継承となれば、何十年、百年という世代交代とはなりませんよね。
難波の宮から、磐余稚桜宮いわれわかざくらのみや、そしてまた宮殿が変わったようですよ。

水齒別命みづほわけのみことさまこと、反正はんせい天皇さまは、河内の多冶比たじひ柴垣宮しばがきのみや
で天下を治められました。

大阪府松原市に、この「柴垣宮」皇居跡とされる神社がご鎮座されています。まさしく名も同じ「柴籬しばがき神社」さん。
ご祭神は、第十八反正はんせい天皇さまです。
歯の神さまとしても知られています。


水齒別命みづほわけのみことの名前にも「」が入ってますもんね、それは水齒別命みづほわけのみことこと反正はんせい天皇さまの容姿と関係があるようです。

この反正はんせい天皇さま。身長がなんと九尺二寸半、って2.8㍍?! まじか?
そして、歯の長さが一寸=3センチ??! まじか?
その葉の広さ、、二分=6ミリメートル 
そして、上下の歯並びがぴたっと揃っていらして、まるで珠を緒に貫いたように立派だったそうです。 まじか?(笑)

水齒別命みづほわけのみことさまの物語、で、もっと早く教えてくれればいいのに~(笑)

2.8㍍の長身に、見事な歯並び!!

反正はんせい天皇さま。あまり私たちは知らない人も多いですよね。
人生100年時代、歯はいのち。
歯を大切にしたい、私たち

歯の神さまの反正はんせい天皇さま。
八月八日には「歯神社祭」もとりおこなわれる「柴籬しばがき神社」さんに、お参りしたいですね!

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では、次回はご家族のご紹介へ。


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