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“嬉しい”言霊残る町+魚座新月    元伊勢五十  神話は今も生きている  ことの葉綴り三七七

魚座の新月の「嬉しい」願い


雨の週末、いかがお過ごしですか?
“サボリ屋”が顔をのぞかせていますが、雨音を聞きながら、のんびりの土曜日も、「ことの葉綴り」で神話と向きあうひとときです。
そして今夜は、「魚座新月」19時22分にちょうど新月!
魚座の新月は、テーマ「愛」の願いごとがおすすめだそう。
なので、私は、「このnote『ことの葉綴り』を通して出会えたお一人お一人と、和み優しい想いを共有し、愛と感謝をシェアしあえることを意図します」と、祈ろうっと(^^)。
嬉しい~ですね。
そうそう、神話の物語も「嬉しい」のお話でした。

※これまでの1~343回までの、神代~13の神話の物語のまとめはこちらです。お好きな神様の物語をご覧になってください。


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“嬉しい”の言霊は、今も町名に!?

天照大御神さまが伊勢の神宮にお祀りされるまでの物語
大神さまの御心をうかがいながら、各地をご巡幸された、豊鋤入姫命(とよすきいりひめのみこと)さまと、倭姫命(やまとひめのみこと)さま。

倭姫命さまは、大和国(現、奈良県)をご出発なさり、天照大御神さまをお祀りしながら、伊賀国(現、三重県)、淡海国(近江・現、滋賀県)、美濃国(現、岐阜県)、尾張国(現、愛知県)、そして伊勢国(現、三重県)へとご巡幸で遷られてきました。

そして、現在の津市・松阪市のあたりの、伊勢の国の阿佐加(あさか)の「藤方片樋宮」(ふじかたかたひのみや)でも、天照大御神さまを四年間、お祀りなさいました。

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このとき、荒ぶる伊豆速布留神(いつはやぶるかみ)のために、祭祀をとりおこない、和らげ鎮められ、この里を平穏に導かれたのです。

その歓びを、「宇礼志(うれし)=嬉しい~」と、言霊で現わされました。
そしてこの土地は、「うれし」と名付けられたといいます。
倭姫命(やまとひめのみこと)さまが、大喜びされて名付けた「宇礼志(うれし)=嬉し」。
実は、今も、この名前、残っているのです! すごいですね。
現在の三重県松阪市嬉野(うれしの)。嬉野町(うれしのちょう)をはじめ、嬉野(うれしの)の名のつく処がとても多いです。

まさに、神話は今も生きている! ですね。

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倭姫命(やまとひめのみこと)さまが、四年間、天照大御神さまをお祀りされた阿佐加(あさか)の「藤方片樋宮」(ふじかたかたひのみや)と言い伝えのある「元伊勢」とされる神社も三社ほどあります。
どんな「元伊勢」なのでしょうか?
今日は、のんびりなので、次回に回します(苦笑)

のんびり過ごして、夜は、新月の祈りを!
さて、どんな”嬉しい”願いを「意図」しましょうか?

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―次回へ

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