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天使の戦線シリーズ

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⓹天使たちの天外戦線⇨⓶天使たちの天界戦線⇨⓵天使たちとの共同戦線⇨ ⓸天使たちとの能力戦線⇨ ⓷天使たちの日常戦線⇨⓺天使たちとの最終戦線⇨⓻天使たちの終末戦線 ◎は執筆順。…
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#共同戦線

天使たちとの共同戦線(二章、天使の道示し)

天使たちとの共同戦線(二章、天使の道示し)

?「セイが人間界に降りた形跡があるとフォルテから伝えがありました。モルテ。人間界に降りて事の詳細を調べてきてもらえませんか?」

モルテ「セイですか・・・。分かりました。もしかしたら、人間に憑依したのかもしれませんね。」

?「・・・何か心当たりでも?」

モルテ「以前人間界に降りた際に私の声が聞こえる少年を見つけました。」

?「あら、それは珍しいですね。ソロモン以来ですか?」

モルテ「会話が

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天使たちとの共同戦線(三章、天使の階級)

天使たちとの共同戦線(三章、天使の階級)

シェンス「戻ったよービランチ‼」

フェア「あ、戻りましたね。シェンス!」

シェンス「あれ?ビランチは?」

フェア「今は休んでいます。モルテもです。」

?「やっと帰ってきやがったか。」

?「お、帰ってきたか。」

?「お待ちしていました。シェンス。」

シェンス「あれ?アンタは・・・。」

スパツ「ブッピラとフォールの遣いで来ました。スパツです。ことの経緯を聞いてくるように言われて来ました

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天使たちとの共同戦線(四章、フェアの塔)

天使たちとの共同戦線(四章、フェアの塔)

フェア「あのー・・・ヌーラ?」

ヌーラ「なんですか?」

フェア「私と交代してくれませんか?」

ヌーラ「何故です?」

フェア「・・・下界に降りてそのミィディアという少年を見てみたいのです。」

ヌーラ「いいですよ。ですが少し待ってもらえますか?私の代わりを今呼ぶので。」

フェア「ありがとう御座います!」

?「代わりって誰を呼ぶんだ?ヌーラの役割はそうそういないだろう。」

ヌーラ「オッソ

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天使たちとの共同戦線(六章、天使の力)

天使たちとの共同戦線(六章、天使の力)

ビランチ「戻りました。世話を掛けましたね。ヌーラ。」

ヌーラ「いえいえ。困っている時はお互い様です。」

ビランチ「ではヌーラは休んでもらっても構いません。」

ヌーラ「いえわたしはオッソと代わります。その方が潜入の為にもいいでしょう。」

ビランチ「・・・ではお言葉に甘えさせて頂きます。フォルテが戻るまで代わりをお願いします。」

ヌーラ「了解です。(オッソ聞こえますか?私です。ヌーラです。)

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天使たちとの共同戦線(七章、もう一人の堕天使)

天使たちとの共同戦線(七章、もう一人の堕天使)

フォルテ「ビランチ戻ったよ。」

ビランチ「ご苦労様です。ではヌーラと代わってください。」

フォルテ「ヌーラ。長いこと代わってもらって悪いね。」

ヌーラ「いえ、非常時でしたから。お互いに助け合わなければ。では私は戻ります。」

フォルテ「苦労を掛けるね。」

ビランチ「ありがとうございます。」

ヌーラ「いえいえ。」

?「で、次は誰がいくの?」

ビランチ「いえ、暫くは様子をみましょう。ここ

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天使たちとの共同戦線(八章、堕天使狩りと熾天使)

天使たちとの共同戦線(八章、堕天使狩りと熾天使)

ビランチ「あら、グラントお帰りなさい。何処に行っていたのかしら?」

グラント「・・・下界に行ってました。(小声)」

ビランチ「・・・何て?」

グラント「下界に行ってしまいました・・・泣。」

ビランチ「様子を見ると言ったわよね?」

グラント「はい。済みません。」

ビランチ「まったく・・・暫くあなたには監視をつけます。少し反省なさい。」

グラント「はい・・・分かりました・・・泣。」

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天使たちとの共同戦線(十章、天使の戦術)

天使たちとの共同戦線(十章、天使の戦術)

ドラーク「戻ったわ。ビランチ。」

ビランチ「あらお帰り。次のお客が少し前からお待ちですよ?」

?「やっと帰ったか。待ちくたびれたぞ。」

ドラーク「何あんた?やる気満々じゃない笑。」

?「ん?何か悪いか?」

ドラーク「別にー?笑。」

?「ビランチ。俺は今から下界に降りる。」

ビランチ「分かりました。いってらっしゃい。」

フォルテ「随分と重い腰をあげたもんだね。」

ドラーク「フォルテ

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天使たちとの共同戦線(十一章、天使憑きの実力)

天使たちとの共同戦線(十一章、天使憑きの実力)

ヴェッキ「戻った。」

ビランチ「お帰りなさい。どうでした?ミィディアは。」

ヴェッキ「まだ分からん。次行った時に判断だな。」

ビランチ「相変わらず手厳しいですね笑。」

プロイビー「お帰りなさいヴェッキ。」

ヴェッキ「プロイビー。来ていたのか。」

プロイビー「次は私が行くからね。それとさっきビランチが全天使に通達を出したんだけど、これからはビランチを通さずにミィディアに会っていいらしいわ

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天使たちとの共同戦線(十二章、天使の剣術)

天使たちとの共同戦線(十二章、天使の剣術)

ヴェッキ「パンピー‼パンピはいるかー?」

パンピ「はーい!なんですか?」

ヴェッキ「今からミィディアに会ってこい。お前の剣術を教えてくるんだ。」

パンピ「・・・良いんですか?下界の者に天界の技術を教えるなんて。」

ウナ「まぁスレスレだが問題はないだろう。」

イアス「だな!ってか教えてすぐに使える技術じゃねーし。それでもし使えたとしてもそれはミィディア自身の秀でた部分として喜ばしいことだか

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天使たちとの共同戦線(十三章、セイ再び・・・‼)

天使たちとの共同戦線(十三章、セイ再び・・・‼)

ドゥエ「今人間界にセイとイプノの姿はあるか?」

ラーナ「姿はありませんねー。所々居たであろう形跡はあるんですがねー。」

ドゥエ「そうか・・・ラーナはそのまま感知を続けてくれ。」

ラーナ「分かりましたー。ところでミィディアのところにはまたうちから誰か出しますかー?」

ドゥエ「そうだな。そろそろ出した方がいいんだが・・・。」

ヴェロ「僕が行きましょうか?」

ドゥエ「ヴェロ⁉お前形跡の調査に

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天使たちとの共同戦線(十四章、気まぐれの権天使)

天使たちとの共同戦線(十四章、気まぐれの権天使)

ビランチ「暫く落ち着いていますね。」

フォルテ「そうだね。」

ブッピラ「ビランチ。ミィディアの件で報告がある。」

ビランチ「あらブッピラ。どうしました?」

ブッピラ「今ドゥエからセイがまたミィディアに接触したと連絡があった。」

ビランチ「またですか・・・。」

ブッピラ「とりあえず各部門の天使を召集してくれ。事の詳細はその時話す。」

ビランチ「分かりました。フォルテ‼」

フォルテ「あ

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天使たちとの共同戦線(十五章、イプノの催眠術)

天使たちとの共同戦線(十五章、イプノの催眠術)

ラーナ「ドゥエー。ミィディアに一通り教えてきましたよー。」

ドゥエ「ありがとう。じゃあヴェロ。ブッピラに伝えてくれるか?」

ヴェロ「分かりましたー。」

〜〜〜〜〜

グラント「はぁ・・・。」

ドラーク「グラント。ため息出てる笑。」

グラント「だってぇー・・・もうイライラしちゃって。」

プロイビー「イプノのことでしょ?」

グラント「そうよ。あいつ何をしでかすか分からないじゃない。」

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天使たちとの共同戦線(十六章、間諜天使の催眠解術法)

天使たちとの共同戦線(十六章、間諜天使の催眠解術法)

イプノ「やぁみんな戻ったよ。」

オッソ「お帰りなさい。」

ディオ「戻ったんだー‼お帰り!」

オンブ「今セイは出ています。」

イプノ「オンブ。報告ありがとう。ついでなんだけどミィディアのところに行ってくれるかな?」

オンブ「・・・行ってどうしましょう?」

イプノ「催眠の解き方を教えてきてくれ。」

オンブ「分かりました。」

〜〜〜〜〜

ビランチ「今潜入している天使達は上手くやっていま

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天使たちとの共同戦線(十七章、フェアの会話術)

天使たちとの共同戦線(十七章、フェアの会話術)

オンブ「戻りました。」

イプノ「了解。どうだった?ミィディアは。」

オンブ「話をちゃんと聞いてくれました。」

イプノ「将来有望そう?」

オンブ「・・・どうですかね。次に行った時分かると思います。」

イプノ「そうか。楽しみだね♪」

〜〜〜〜〜

ドラーク「プロイビー。今下界はどんな感じー?」

プロイビー「さっきオンブがミィディアに会ったみたい。」

ドラーク「オンブ?潜入中のアイツがよ

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