ユナ

わすれないように。 19歳/大学生

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  • 考えてること

    そのとき考えてることをまとめてます

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    (主に) バンド好きすぎて拗らせたので、。

  • ハンブレ

    ハンブレラバーです

最近の記事

望郷

関西の大学にかよう友達の家に泊まり3泊4日の関西旅行に行った。 東京で生まれ育った私にとって、関西、という場所はどこか異国の雰囲気のようなものを持つ場所である。 エスカレーターは右に乗る、市街地にいる人もイントネーションが全部違う。地名もぜんぜん読めない。 もちろん春休みに観光地にいたからではあるが、会話量も会話の熱も、東京よりワンギア上だなと感じた。街に漂う空気が、少し暑い。 泊まっているのは友達の家で、中学の修学旅行で泊まった祇園のホテルとかではない。 この(これ

    • あした大学名が変わっても、私は何も思わない

      勘の良い方ならわかるだろうが、近い将来とある大学は合併して名前が変わる予定である。 バイト先の先輩はその該当大学に通っていて、大学の名前が変わることについて「大学のことが大好きだから、大学名が変わってしまうことが悲しい」と述べた。 もし、私の通う大学が明日から名前を変えたら、私はどう思うだろう、ちゃんと自分事に捉えて悲しんだり、さみしがったり、感情を動かすことはできるだろうか。 残念ながら大学を楽しいと思うのは、大学に生えている木々が季節によって姿を変えるのを眺めたり、

      • 追いかけ続けること

        少しまえ、2024年3月21日のこと。 シンガーズハイのライブに行った。 もともと3年前から大好きだったし思入れのある曲も多い。 (受験生時代、何度も僕だけの為の歌、フリーターの2曲にすがり涙していた) 古参ぶりたいわけではない、と言うとそれはまあ嘘にはなるのだが、私はこのバンドを、初ライブをする前から知っている。結成してからすぐに突入したコロナ禍で、思うように活動できなかったことを知っている。 ライブがないと、よほどSNSに張り付いたり、向こうがSNS上手じゃない限

        • ハンブレッダーズ 放課後Jタイム参戦日記✍️(2024/3/24)

          「少年漫画の主人公にはなれなかったけど、いまこの瞬間だけは主人公になれます。逃避行!」 2024年3月24日。 “スクールカーストの最底辺から青春を歌いにきた大阪のハンブレッダーズ”が、ついに大阪城ホールを埋めた。 ライブレポ ハンブレッダーズの歴史の初期からずっと歌い続け、でも声を出せないライブのみ許されていた時期は封印されていた、逃避行から幕を開ける。 ワクワクと同時に、少し張り詰めていた空気が、ふと緩くなる。 「そんな俺の人生を変えたもの、ギター!」 そして2曲目

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          わすれられないあの日のこと

          大学受験を終えて1年以上経つ。 わたしは「この高校からは絶対に無理だ」と言われた大学に進学した。しかし、自分の学歴を誇るとか、謙遜するとか、そんな気持ちはない。 ただ、今のわたしがあるのは、明らかに「あの日」のおかげだ。今日はその「あの日」の話をしたい。 数学が本当にできなかった私はいま経済学部に所属して、授業があるときは数式と戦っている。 とはいえ数学が得意だったわけではなく、むしろ大の苦手で、本当に何もわからなかった。 中学時代、得意だった国語と数学の偏差値は10

          わすれられないあの日のこと

          【合格体験記】FP3級🌸(文系大学1年生の場合)

          このたび、2024年1月の試験で、FP3級に合格いたしました。 点数的には本当~~~~~にギリギリだったので口外するのは恥ずかしいのですが。笑 とはいえ、私こと「大学のテスト期間にもかかわらずFP3級に合格した大学1年生」として取得までを振り返っていきたいと思います。レッツゴー! はじめに:FP3級 概要一応概要を説明しておくと、FP3級は技能が120分60問、実技が60分20問です。(FP協会ときんざいがありますが、FP協会で受験しました!私が調べる限りFP協会のほうが

          【合格体験記】FP3級🌸(文系大学1年生の場合)

          DREAMS TOUR 2023-2024 FINAL 参戦日記

          2024年3月10日 DREAMS TOUR 2023-2024 FINAL に参加した。今日はその記録! 想像を絶するほど熱量のあるライブたちだった。 まずは数からだ、2万人いたという。 朝から会場に向かう大行列ができていて、場内も人だらけ。 それでも、みんなライブを見届けるというたった1つの目的で集まっている。 頭ではわかっていたけど、目の当たりにすると、たった数組のバンドがでこんなにも人を動員できるのかと驚きを隠せない。同時に、人数の増加に伴って会場の熱は上がり、ワ

          DREAMS TOUR 2023-2024 FINAL 参戦日記

          「大学1年を振り返って」

          去年の今日、第一志望の大学に合格した。 私の高校時代は基本暗黒で。 高校受験に大失敗して、高校入った瞬間にコロナで登校すらままならず、 ずっと憧れていた大学の受験を高3の11月に諦めた。 そのとき私が新しく決めた志望校は、高校の先生方に「そんな大学なんて」「その大学は○○のパクりだ、やめとけ。おまえは○○大学に行け」と散々馬鹿にされた。 私だって、ずっと憧れていてそのために勉強していたのに、全力を尽くしたのに届かない苦しみで毎日泣いていたくらいなのに、新たな夢を応援して

          「大学1年を振り返って」

          サークルやめました。環境になじめないすべての人へ

          大学生の華といえばサークル!そう思っていましたが、私は大学に入って唯一所属したサークルを9ヶ月で辞めました。 9ヶ月って言ったって後半は幽霊だったしそんなに精力的に活動していないので、私の活動期間を凝縮すると10日くらいになると思います。 タイトルの通りですが、私は環境になじめない達人です。あんなに志願して入った大学ですら友達をうまく作ることができず、ほとんどの授業を一人で受けています。 この孤独経験が将来にどう活かされるかなど、最低でも10年後の自分にしかわかりません。

          サークルやめました。環境になじめないすべての人へ

          【ショート】ステージに立つ

          ひとたびそこに足を踏み入れれば、かすかな拍手が迎え入れる。 フロアの床が人の間から見える。 がらがらのライブハウスで、緊張の一瞬を迎えていた。 誰も私のことなんて待っちゃいない、そう思ってもスポットは無機質に容赦なく私を照らし、私はフロアを見下ろしている。冷静な気持ちとは裏腹に鼓動が速くなる。 本番は数分、この場所ではうかがい知ることのできない練習はもっと長い。客足は練習に比例せず、客席の冷たい床はむき出しだ。 小さなスタジオで、所狭しと音を鳴らす。 顔をつきあわせて

          【ショート】ステージに立つ

          幸せの形

          小学校時代、昼休み図書室で借りた本をその日の昼休み中に返しにいったところ、司書さんに「もっと外で遊びなさい」と怒られたことがあります。 人生で初めて理不尽というものを学びました。世の中は理不尽だらけですね。 ところで大学は春休みということもあり、バイトと遊び以外にやることがない私は、昔読んだ本を読み返すという行動に出ました。先のことを考える必要のない暇人の思いつくことです。 まず選んだのは瀬尾まいこさんの「僕らのごはんは明日で待ってる」 瀬尾まいこさんといえば、国語の教

          幸せの形

          春を迎えるきみたちへ。チューターのお仕事について

          一度春の訪れを感じてしまってから、春というものに浮かれた私は、寒い日にもかかわらず薄着で外出し、毎回マフラーくらい持てば良かった、と後悔します 学習しない私ですが、意外なことに塾でチューターとして働き始めてから一年が経とうとしています。 一応コンプラ的に大丈夫なところを攻めつつ、今年高校を卒業するみんなへ、私のバイト先の校舎の子たちへ、そしてチューターのお仕事に興味のある方へ、メッセージを送ります。 仕事の内容について私は現在、映像系の塾でチューターとして働いております

          春を迎えるきみたちへ。チューターのお仕事について

          私とハンブレッダーズ

          こんにちは 中学の同級生のこと全然覚えてなくて、当時から私がいかに陰キャだったか思い知らされました。悲しい ……気を取り直して、誰も期待していないであろう私と○○との出会いシリーズ、今回はハンブレッダーズの皆さんに登場していただきます。よろしくお願いいたします。 出会い~かれこれハンブレッダーズと出会って6年が経ちます 当時の私はまだ中学2年生で、ハンブレッダーズの皆さんはバイトか会社員をしながら土日にライブをする生活をおくっていらっしゃいました そんな私がハンブレッダ

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          私とKEYTALKについて

          こんにちは。 最近「このままではガクチカがツイッターになってしまう」という底辺の焦りを抱えつつ、何かできることはないかと、noteの更新頻度を上げようと試みております。 というのは照れ隠しでもありつつ本当の話でもあり(お恥ずかしい)、しかしながら最近、好きなバンド、好きスンギ!愛いくらあっても足りねえ! なフェーズにいるため、少々お話していこうかなと。 加えて最近(私が限界オタクすぎて)どうして好きになったの?と聞かれることが多くなったのでいっちょまえに語ります。 私が

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          はじめから自由だった レビュー

          私の感想なんて、このアルバムを聴く人のただの数万分の一でしかなくて、でも”自称・ハンブレッダーズとともに成長してきたいちファン”として、ここに記しておきたい。 見やすいけど、その日の夜にはタイムラインの底に沈みゆく140字の手軽な愛よりも、見にくくても、でも長い時間誰にも入り込めない場所で、ひねくれた愛をこねくり回す。 「はじめから自由だった」。 はじめっていつからだろう。ずっと気になっていた。生まれたとき?自我が芽生えたとき?はじまりはそこかしこに散らばってると思うけど、

          はじめから自由だった レビュー

          あの店のコーヒー

          どちらかというと甘党だが、甘い飲み物は苦手だ。 クリームがもりもり乗ったやつは見るだけで胃もたれしそうだし、飲み物かスイーツかはっきりしろよと言いたくなる。そして、そんなことを思ってしまう自分のかわいげのなさと、飲み物のかわいらしさのギャップに落ち込んでしまう。 「あのね、メモ取る時間を惜しまないで。言われたことはちゃんとメモをして。」 目の前の店長が投げた言葉はどこに向かうのだろう。この人は誰に話しているのだろう。ここには私と店長しかいないのに。 私は手にしたメモに殴り

          あの店のコーヒー