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春を迎えるきみたちへ。チューターのお仕事について

一度春の訪れを感じてしまってから、春というものに浮かれた私は、寒い日にもかかわらず薄着で外出し、毎回マフラーくらい持てば良かった、と後悔します

学習しない私ですが、意外なことに塾でチューターとして働き始めてから一年が経とうとしています。


一応コンプラ的に大丈夫なところを攻めつつ、今年高校を卒業するみんなへ、私のバイト先の校舎の子たちへ、そしてチューターのお仕事に興味のある方へ、メッセージを送ります。


仕事の内容について

私は現在、映像系の塾でチューターとして働いております。

仕事内容としては以下。
①生徒の質問、相談対応
②電話応対や欠席、振替などの対応
③校舎イベントや校舎ブログなどの運営
④その他生徒に便利に通ってもらえるような事務仕事

詳しいことは伏せておきますが、やはり、1番楽しいのは①。でも、一番悩まされるところでもあります。


自分もそうだったけど、受験生の悩みって本当にさまざまです。
定期テスト、部活、交友関係、家族との関わり方。
それまでの一生をかけるほどの大勝負だから、悩みはつきない。

私がえらそうに語れる立場でもなんでもないけど(なんせ1年め)、それでも、多くの悩みを持ってきてくれて、話してくれて、そのたびに一生懸命一緒に考えました。
でも、ちょっとすっきりした顔でかえってくれると、やりがいを感じる。

地味なお仕事も多かったり、予想に反する出来事がおきたりもするけど、やっぱり、このお仕事をやってよかったなって思います。




高校生へ。

ここからは、この一年曲がりなりにも教育の、それも大学受験の教育現場にかかわってきて思ったことをお伝えします。

それは、周りの人は無力だということ。

いつまでも勉強するのは自分だし、自分の成績を伸ばせるのも自分しかいない。出願する学校の判断は周りのひとに委ねられるかもしれませんが、その日、試験会場に向かうのはあなたです。


私ですら、もっとこうしてあげたいな、とかこうすればうまくいくのにな、等思うことがありました。でも自分の本当の状況を知っているのは自分だけ。

受験とは本当に孤独なもので、相談することは、助けを求めることは、孤独の応急措置でしかない。



でも、かかわる人は心の底から応援しています。いくらでも助けになってあげたいし、かわってあげたい。
こちら側としてもやってあげられることに限りがあるのはもどかしいところです。だからこそ、ギリギリまでやります。それが私のこれからの目標。


だからすべての後輩たちへ。頼りない先輩だけど、いつでも話聞くから精一杯やっといで。そう思います。






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