追いかけ続けること
少しまえ、2024年3月21日のこと。
シンガーズハイのライブに行った。
もともと3年前から大好きだったし思入れのある曲も多い。
(受験生時代、何度も僕だけの為の歌、フリーターの2曲にすがり涙していた)
古参ぶりたいわけではない、と言うとそれはまあ嘘にはなるのだが、私はこのバンドを、初ライブをする前から知っている。結成してからすぐに突入したコロナ禍で、思うように活動できなかったことを知っている。
ライブがないと、よほどSNSに張り付いたり、向こうがSNS上手じゃない限りその人の性格や雰囲気を知ることは難しい、と思う。
実際彼らも日常に牙をむく歌詞と、安定感、重厚感のあるかっこいいサウンドが魅力だと思うが、
MCでは感謝を、今までの課程を述べることをやめないし、可愛らしく面白いことを言う。
いわゆるギャップ萌えというやつで、おかげで彼らの魅力にどっぷりである。
だから、ライブに行くことはやめたくないし、大きいことを言えば生きていたい、と思う。
結果は時間に比例しないけど、あの日出会った人は、今日、あの日よりも大きいステージに立っていたりする。
その様子を、見ていたい。生きていたい。この世界とふがいない私をつなげるか細くもしっかりした糸。
その課程で、遠くに行っちゃったなって思うこともあるけど、その人が私に見せてくれる面が増えたりする。(減ることもあるけど。それは悲しむ。)
だから、ありきたりだけど、あなたたちが進むことで、ここに救われる命が、私の小さな小さな一歩ずつでも進める私があります。
さいごに。
このバンド、実は「笑って」って歌詞が多いなってライブ行って気がついた。どんなに苦し紛れでも、口角あげていきたいななんて。そうもいかないけど、少なくとも、ここまで辿りついてくれたあなたには笑っててほしいななんて、ね。
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